両手と腰から重みが消えて、体に力が入らないまま下着を脱がされる
「見て、翔太。ぐっちょぐっちょ」
「……はぁ、はぁ、……やぁ……見ないで」
「ねぇ、翔太。まだいけるでしょ」
「……はぁ、ちょっと、まって」
「待たない」
右足の膝裏に手を入れてグイッと曲げられて、足を掴まれたと思えば、つま先を口に含まれる
「っ!やっ!そんなとこ、きたなっ」
「汚くなんかないよ、翔太はどこも綺麗だ」
「だって!やんっ」
さっきの腋でもかなり恥ずかしかったのに、足先なんて耐えられない
思わず両手で顔を覆う
「黙って。それにさっきも言っただろ、目逸らすなって」
「っ!」
「ほら、手こっちに貸して」
そろそろと両手を、差し出されたあべちゃんの右手に乗せる
また両手首をまとめて片手で拘束される
「ちゃんと見てなよ」
命令されれば、じっと俺を見つめながら、足を舐めるあべちゃんから目が離せない
拘束された両手も、口に含まれる足先も、射抜くようなあべちゃんの瞳も、全てが見えてしまう
ついでに言うなら、また期待し始めた自分自身も
迫り上がる羞恥心と服従感とが、足先への刺激さえも快感に変えていく
「っ!…ふぅ、んっ………はぁ、ぁ」
「気持ちいいね、翔太」
教え込むような声色で、ゆっくりと、言い聞かせられる
少しずつ、少しずつ、あべちゃんの舌が這い上がってくる
目が離せないから、次にどこを舐められるかもわかって、そこに神経が集中する
そのせいで感じすぎてしまって苦しい
膝裏に手が入り、力をかけられて、さらに体を折り曲げられる
背中が丸まって、膝が胸につきそうなほどだ
ベッドと腰との間にできた隙間に、あべちゃんの膝が入り込んで腰が戻せないから、恥ずかしい光景がさらに近くなる
右足が少し横に倒されて、内腿をゆっくりと舐め上げられる
ぞわぞわと上がってくる快感とくすぐったさに身を捩れば、ガブリと噛み付かれた
ぐずぐずに溶かされた身体は、その痛みさえも快感に変えていく
噛み付かれ、吸いつかれ、花びらが散り、自分の白い肌が紅く穢されていくのを、快感に翻弄されながら、ただただ見つめることしかできない
あべちゃんの口が中心に近づくたびに、期待で腰が揺れてしまう
「あべ、ちゃ、、も、むり、、がまん、できなっ」
「え〜?」
「おねがっ、もう、くるしっ、んっ」
「なにが?」
「きもち、よすぎ、て、くるし、いのっ!」
「だから?」
「もっ、たすけ、て、おねが、、」
「仕方ないなぁ」
そう言うが早いか、いきなり根本から先端までを舐め上げられた
「っっっっ!!………っんぅんん!」
急激な強い刺激の襲来に耐えられるはずもなくて、声も出せずに呆気なく果てた
「俺に穢されるの、そんなに気持ちよかった?」
「……っ、ふ、、っ、は、っ」
強すぎる快感が走り抜けた気怠さで、意味も深く考えず、ただ素直にこくこくと首を振って頷くしかできない
「ふふ、素直でいいこ。もうちょっと頑張って」
頭を撫でられる気持ちよさにぼーっとする
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可愛い可愛い可愛い💙