♡ 青→←黄←赤 ♡
黄受けです 地雷さん注意 .
・青黄が付き合っている
・赤さんが黄さんを好き
そんな赤さんの、黄さんへの切ない感情。
↓ ↓ ↓
神様は不平等だ。
一番好きになった相手と結ばれる人もいれば結ばれない人もいる。
それがなんで俺何だろう。
作業をしていたら、いきなりスマホが鳴った
しかも時刻は夜の1時。ドッキリ企画かなんかかな?それともあの子だろうか。どっちでも良くは無いか、後者の方が俺は嬉しい。そして電話をかけてきた人物を見て、少しニヤニヤしてしまう俺は相当その子に堕ちている。
「りいぬぅ……」
電話の相手は、可愛い俺の相棒るぅちゃん。
俺はこの相棒に恋心を抱いていた。
でもそれは叶わないしこの電話の内容もアイツの事だろうと分かっている
「ころちゃんがね……」
ほら。
るぅちゃんはころちゃんと付き合っている。確かに最初メンバー皆で集まった時にもころちゃんはるぅとくんにちょっかいをかけていたしそれから何故か仲良くなっていた。半同棲をしてたと知る時は心がグサッと痛むだけだった。そしてその二人の半同棲が終わってるぅちゃんが独り立ちをし始めた時は本当にホッとした。そこで俺はるぅちゃんが好きなんだと分かった。でもその二年後、るぅちゃんから電話があって「ころちゃんと付き合うことになったの」と言われた時は本当に死んでしまいたかった。なんで俺じゃないの、なんでころんなの、なんで俺の好きに気づかないのって。その時の俺は上の空でるぅちゃんの話を聞いていた。そして今になる。
るぅちゃんはたまにこうやってころんの事で電話をかけてくる。その理由は喧嘩だ。そして100%ころんが悪いのだ。例えばころんが一日中家に居なくて既読もつかなくて、次の日の朝帰ってきたかと思えばメンバーの家で居たとか 、今日は出かける約束をしていたのに後輩たちと遊びにいくだとか後輩たちと飲むとか後輩たちと撮影するとか…話を聞いてるとるぅちゃんをほっておいてる事が多いらしいのだ。だから俺はいつもお決まりのセリフを言う。「ころんと別れたら?」って。でもるぅちゃんは本当にころんが好きらしく、ころんがどんなけるぅちゃんをほっておいてもやっぱり好きらしい。今回はどんな内容だろうと耳を澄ましていると
「ころちゃんに、おいだされたの」
「……は?」
俺は自分でもびっくりするぐらいの低い声を出してしまった。なんでころんはるぅちゃんを捨てたのか?いや喧嘩しても追い出すまではしないだろう。ころんの考えている事が分からない。約束を破られてもころんが自分勝手なことをしてもずっと好いてくれてる彼を追い出す事の意味が分からない。
ぐずぐずしているるぅちゃんをとりあえず俺の家に招く。もうるぅちゃんはうう、としか言えてなくて 外で歩きながら泣いている彼を想像すると可哀想で仕方ない。俺はただただるぅちゃんが家に来るのを待っていた。
⭐︎
続きあります!
コメント
1件
続きあるか分かんないけど続き楽しみです(?)