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外に出たはいいものの、すごく視線を感じる。
「イアミル様とカリラ様、今日距離なんか遠くない?」
「喧嘩でもしたのかしら」
周りの人たちの話が聞こえた。
どうやら、俺がカリラで、筋谷がイアミルらしい。
「俺たち、付き合ってたのか、、?」
筋谷の耳元で呟く。
「多分、そうやろ、、不自然にならんように、ここはカップルっとくいっとく?」
「そうだな…」
俺と筋谷は手を繋ぎ、肩をぶつけあった。
顔が熱くなる。恥ずかしかった。
そういえば筋谷、なんか優しくなったな…
うざいとは思わなくなった。
筋谷の温かさを感じる。
俺たちは人がいないところまで歩いた。
「依間、、」
筋谷が俺の名前を呼び、壁に押付けてきた。
「えっ、ちょっ!なんだよっ!!?」
「んっ」
筋谷の唇が俺の唇に触れる。
俺は筋谷を押し出した。
「っおい!辞めろって!どうしたんだよ?!」
筋谷が一歩後ずさりして、口を開いた。
「俺、お前のことずっと好きやったんや…」
「は…?」
顔が熱くなる。
どういうことだよ…筋谷が俺を好き…???
「ごめん、キモイやんな」
筋谷の悲しそうな顔を見てしまった。
俺は筋谷の顎を掴んだ。
ちゅっ
「は、早く行くぞ、、!!」
俺は慌てて歩き出した。
筋谷の顔を見れなかった。