日帝(陸海空)×日本のシリーズ小説を書きます!
かんきんとかやんでれっていいですよね…
なのでそういう系シリーズです👍
今回のあらすじ
愛重い兄たちの片鱗を感じ、友達に相談する日本だが…?
注意事項
・会社パロディ(会パロ)
・微日本愛され要素あり
・(陸海空)日帝×日本要素しかありません
・旧国注意です
・今作品には、政治的意図、戦争賛美、特定の国、人の誹謗中傷意図はありません
ああ、こうなったのは何故だったか。
…兄さんたちが、自身に火傷しそうなほど熱っぽい視線をぶつけるようになってから?
それとも、僕が兄さんたちを突き放したから?
2つが1つにまとめられた自身の手を見て、考えても無駄なことが、頭に巡った。
過酷な戦場、もとい、所属部署から離れる事ができる、心休まる昼休憩のはずだったそれは、自身の溜め息によって憂鬱な時間になってしまう。
暖かいコーヒーを包み、隣に座った友人、ドイツさんに悩みを話している内に、どんどん問題が可視化される用で、胸の内に重く黒いものがずっしりとのしかかる感覚がした。
ドイツさんは、僕の悩みを親身に聞いてくれ、理解しにくいような事のはずなのに、冷静に僕の状況を分析して、アドバイスまでしてくれた。
やっぱり長年付き合った友人なだけある。
思わず拍手したくなるような手際の良さに、流石ドイツさん、と内心で賛辞の言葉を広げた。
そうしてひとしきり話し終わると、丁度昼休憩の終わりに差し掛かっていた。
感謝を述べると、彼はふっと笑って、また何時でも相談してくれよ。と言ってくれた。
その心遣いに心がジーンと暖まり、先程とは明らかに違う心持ちで部署へと歩を進めた。
いつも通り仕事を終わらせ家に帰ると、ドスッと自身の体にのしかかる重圧を感じた。
押し出されるようにただいまです、と零れた声はあまりにもか細く、直ぐに溶けて行く。
このまま部屋に直行したい気持ちをぐっと飲み込み、震える手で居間の襖の窪みに触れる。
今僕は、無性に恐怖という感情を抱いていた。
その原因は最近になって気づいた、
兄達の異常さ。
まるで獲物を捉えたような、だが、熱を多く含んだそれが、僕の体をじっとりと舐め回す。
話している時は普通に見えるが、その瞳の奥は、何を思っているのか分からない、どす黒い何かが渦巻いているのを見た。
そんな昔は気にもならなかった事が、アメリカさんと会食をしていた帰り、兄達の異常さを伝えてくれた。
きっと、僕にとって当たり前の事だったんだ。
震える手をグッと押え、覚悟を決める。
僕は伝えるのだ。今日、兄達の異常さを。
そして、暫く距離を置きたいことを。
ぎゅっと力を込めて襖を引くと、嫌な音を立てながら開く。それが、戻れない事を告げたように聞こえた。
中には、いつも通り兄さんたちが机を囲んでおり、ルーティン化されているそれに喉が引くつく。
遅かったな。と真っ直ぐと見つめる陸兄さんは、内心穏やかそうに見えるものの、その声には明らかに責めるような意図が乗せられていて、それに怖気付かないように、バッグを持つ手に力が籠った。
🇯🇵「すみません。少し、仕事が長引いてしまって…」
へらりと笑った様にしてみるが、その瞳にはどう映っているのか分からない。
見定めるようにじっとこちらを見詰めていたが、嘘は無いと感じたのか、そうか。と返して、それ以上追求はしないようだった。
🌊「…じゃあ、ご飯を取ってこよう。」
🇯🇵「あ、少し待ってください!」
黙りこくっていた彼は、すくっと立ってキッチンへ向かう様子だったが、寸でのところで止めた。空腹を訴える胃に気づかなかったフリをして、折り入って話があるんです、と話を始める。
流石にそこまでされると聞くしかないのか、海兄さんは元の場所へ戻り、聞きの姿勢をとっている。
言うなら今しかない。
覚悟を決め、緊張しているのがバレないように、力が籠っていた手を緩める。
なるべく穏便に、お互いが納得できる方法を探す。これが、僕の最終目標だ。
ふう、と一息ついて、鋼鉄の扉のような重々しい口を開いた。
🇯🇵「僕、一人暮らししようと思います。」
はいお疲れ様です
まあこういう感じでこのシリーズ進めていこうと思います
陸海空×やんでれはいいぞぉ!
まあやんでなくても美味いんですけどね😋
次回は最後の🇯🇵たんの発言からスタートします
では、さらだばー
コメント
4件
にてさん達の愛が激重…、 いや大好き🫶🏻 ほんとに文章の表現が上手すぎて泣きそうです、 てか独さん優しい、私もこんな友達欲しい…😢😢 米さん流石ですね、こんなすぐに危険を教えるなんて…、日ちゃん大好きかよ😉(? ひ、一人暮らし…??? 100%拒否られる未来が見えますね.
初コメ失礼です……… 物語の作り方うますぎませんか……???最初にある2つが1つになった手っていう表現の仕方大好きです!次も楽しみにしてます!!