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「レウサン·····オレ疲れた·····」
「大丈夫。俺がみどりくんと一緒にいるから·····」
大好きな人が結婚した。 悲しい·····
大好きな人が手に入った。 嬉しい·····
いつ話したか分からないほど前に俺たちは
普通では無いと知った。
みどりくんは らっだぁに
俺はみどりくんに
所謂、生産性の無い恋で
みどりくんの慰めは俺の役割
俺はらっだぁの代わり
でも、これでいい。
みどりくんは俺の気持ちは知らない。
ただ·····
不毛な恋をしていると思っているだけ。
互いが慰めあっているだけ
それでもいい·····
このままずっとこの関係でいい
今のままで·····
「ミドリィ·····おれ、離婚した·····またゲームたくさんできるけど·····寂しいわ·····」
「やったぁ!らっだぁとゲーム出来る!」
「えー。そんなにおれのことすき?」
「ン、スキ」
「仕方ねーな。ゲームするか!」
「ワーイ」
運営皆での通話中の報告。
本気でみどりくんが喜び声音が変わる。
いつもより高い声で·····鳴いているときみたいだ。
俺のみどりくんなのに·····
俺がずっと一緒にいたのにっ
「·····レウサン?どったの?」
「んーなんでもないよ。
明日急ぎの仕事あるから今日は寝るね。じゃ」
「あんま、無理すんなよレウ!がんばれ、おつかれい!」
挨拶そこそこに退出する。
ーピロンッー
LINE·····みどりくんから·····
【レウサン】
【だいじゅぶ?】
【お仕事忙しいの?】
嫉妬してしまう自分が恥ずかしい·····
, 【うん、心配かけてごめん。】
, 【明日の仕事終わったら遊ぼうな】
【ウン 】
【おしごとがんばってー】
LINEでの一言だったのに嬉しくて以前みどりくんに貰った、みどりくんぬいぐるみを抱きしめる。
やっぱり好きだなー·····
別にらっだぁが嫌いな訳じゃなく。
運営になったのはらっだぁが好きだからだったし
今も好きなのは変わらない。
「あーあレウさん行っちゃった」
「らっだぁー·····すこしはきにしーや?」
「え?なになに?おれが悪いの?」
「レウサン、カワイイ·····スキ·····」
「馬に蹴られてしまえ〜」
「はあー?!馬が可哀想だろ!?」
「確かにな」