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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤ ci×syp
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ㅤㅤㅤㅤ ㅤ 軍パロ
ㅤ 死
ㅤ 過激表現有
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ㅤ ci『』
ㅤ syp「」
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ㅤci視点
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ㅤ数年前、俺はここに送られた
ㅤその数ヶ月後に若いやつが送られてきた
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ㅤ「チーノ!」
ㅤ『おお、どした〜?』
ㅤ「一緒に昼食べようや」
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ㅤこのかわいいやつがその若いやつ、
ㅤショッピという。
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ㅤショッピが送られてくるまでの数ヶ月間
ㅤ俺は一人だった。
ㅤ冬というおかしな時期に送られてきたのも
ㅤあるせいなのか、誰とも仲良くなれなかった
ㅤ
ㅤどうせ死ぬんやし仲良くせんでもええか
ㅤ
ㅤそう思って関わるのを避けていた。
ㅤすると最低限の会話になり、話さなくても楽になった
ㅤ
ㅤショッピとの役職は一緒
ㅤただ階級が違うのだ
ㅤ
ㅤ俺はこの仕事に適応していたぽく、
ㅤショッピより二つ上の階級
ㅤ
ㅤって言っても俺は死ぬのが嫌で
ㅤこれ死ぬんちゃうか…?って時は
ㅤ他の隊員を出させて俺は逃げた
ㅤ
ㅤな?最悪やろ?
ㅤなのに真面目なショッピよりも上だなんて…
ㅤ
ㅤ
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ㅤsyp視点
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ㅤ俺が送られてきて、こんな噂を耳にした
ㅤ《あいつ実は死ぬのが嫌らしいで》
ㅤ《あいつとだけは一緒になりたくないわ〜…》
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ㅤこいつらが見ていた先には眼鏡をした人がいた
ㅤこれがチーノだった
ㅤ
ㅤ
ㅤ関わる機会はいくつかあった、
ㅤだがチーノはあまり心を開いていなかった
ㅤ俺も開いてなかったけどこいつは根を隠す
ㅤ考えてることも思ってることも何も伝えてこない
ㅤ
ㅤチーノの心を開かせてみたい
ㅤそう思うようになって気が付いたら
ㅤチーノのことを追うようになってしまっていた
ㅤ
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ㅤci視点
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ㅤ「チーノー…」
ㅤ『今回一緒やな』
ㅤ
ㅤ今回の相手は相当な数をやってきているらしい
ㅤ死人が出てもおかしくない、と言われた
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤそこに俺、そしてショッピ
ㅤやばくなったらとりあえず他の奴らを前に出そ…
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤsyp視点
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ㅤとか思ってんやろあいつ、
ㅤ誰よりもあいつと仲良くなれたけど
ㅤ俺も大切にされんかもな、はあ
ㅤ
ㅤチーノと一緒に行けるのは嬉しい
ㅤけど、喜びのすぐそばに死。
ㅤ
ㅤチーノが死ぬくらいなら俺が死ぬけどな
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤci視点
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ㅤ『く…ッ』
ㅤ
ㅤ本当に今回の相手は強かった。
ㅤ死ぬこと以外はかすり傷なんて嘘
ㅤ痛いことには変わりない、
ㅤ死んだ方が楽になると思った日もあった
ㅤ
ㅤ《ゔッッ》
ㅤ「っし…」
ㅤ
ㅤとりあえず〆た。
ㅤ1人と戦うだけでこんな血が出てくる
ㅤあと何十人倒したら俺の役目は終わりかな…
ㅤ
ㅤ正直もう医務室に行きたい
ㅤ腹痛いとか適当言って帰ろうかな
ㅤ
ㅤ『ッッ…』
ㅤ
ㅤえ、あれ、ショッピやん、
ㅤまって、今そっち行く
ㅤ
ㅤ俺は走りながら思った
ㅤこんな、
ㅤ誰かのためにだなんて行動するやつじゃない
ㅤ前だったら絶対味方を売ってた
ㅤ
ㅤ人と話していて楽しいと思えるようになったのも
ㅤショッピのおかげ
ㅤ誰かと関わることの大切さを学んだのも
ㅤショッピのおかげ
ㅤ
ㅤこの数年間ショッピのおかげで楽しかった
ㅤ俺が行かなきゃ、
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤsyp視点
ㅤ
ㅤヤツが手に持ってるのは弾薬…!
ㅤまずい、死ぬ、や、ば、逃げなきゃ、
ㅤ
ㅤその瞬間俺の視界は反転した
ㅤ「い゙ッ!?」
ㅤ
ㅤ木に投げ飛ばされた
ㅤそこには誇らしげな顔をしているチーノ
ㅤ
ㅤいや、俺の方が階級低いし…!
ㅤチーノが死ぬなんていやッ…
ㅤ
ㅤ
ㅤ俺の目の前は、一瞬にして。
ㅤ
ㅤ
ㅤ煙が立ち上がる、チーノは…!
ㅤ煙に巻かれながらも俺は足を止めない
ㅤ
ㅤ
ㅤ手…!
ㅤ
ㅤチーノや…!
ㅤ
ㅤ
ㅤ目の前のモヤが段々と薄くなっていく
ㅤそこに現れたのは、
ㅤ
ㅤ
ㅤチーノの手だけだった。
ㅤ
ㅤそして敵軍がいた所からも、煙が出ていた
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤきっと散らばっていた、
ㅤ辺りを見渡したくなんてなかった。
ㅤ敵の姿は無い
ㅤ俺の視界はぼやけていた、
ㅤ
ㅤ
ㅤ《生涯で一番大切な人》
ㅤ
ㅤ 終
コメント
2件
ciくんがsypくんのお陰で 人の信頼とかができるようになるの すごい 、 好きです、!! 😘 庇って タヒんぢゃう系も ほんとに 好み過ぎます😭😭💓