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私は仕事終わりに裏社会では有名人の『義爛』と名乗るものと話すことになった。
待ち合わせは薄暗いバーらしきところ。
義欄「やぁやぁはじめまして、それにしても…まさかあのルートを使ってくるとはね…。」
『…これでも仕事上色んな人と関わるんですよ。貴方のような方も何名か来られるので、その1人にご協力いただいただけですよ。』
義欄「仕事ね…。んで俺に何の用だ?」
『今世間を騒がせてる動画…貴方なら知ってるでしょう?』
義欄「なるほどね…。」
『…ヒーロー殺しが最後にいた…ヴィラン連合に入れるように橋渡しして欲しいんですよ。』
義欄がタバコを取り出し、ポケットの中をまさぐりながら話をする
義欄「…そっちから持ちかけてくるパターンは初めてだよ。気に入ったよ。」
『それに…ヴィラン連合が活躍するのは悪い話ではないでしょう?』
ライターをポケットから取り出し、義欄に渡す
義欄「おっ…ありがとうな。…ふぅ。おーけ…その話乗ってやるよ。」
『どうも。』
義欄「んじゃ…君の事を聞いてもいいかな。」
『それが条件ですか。』
義欄「まぁな…あくまで俺は商人だからな。見返りと利益がないと働く意味がない。」
『…私の個性は《復元》簡単に言ったら回復系の個性だよ。滅多にないでしょう…こんな個性?』
義欄「…ふーん。」
タバコの吸殻を灰皿に擦り付ける
義欄「…それだけ聞けたら十分だよ。5日後…この時間に、ここに書いてある場所に来てくれ。」
紙の地図を渡される
『ありがとうございます。ここのお代は払っておきますので。』
お会計を済ませ店から出た
義欄「…どんでもねぇな。」
5日後…夜
私は仕事を終わらせ義欄に言われた場所に到着した
義欄「…早いねぇ。」
『こちらこそ。流石仕事人ですね。』
義欄「そうでも無いよ。なんたって相手は根っからのヴィランだから?」
『あなたもヴィジランテみたいなものでしょう。』
義欄「…返す言葉もねぇな…(笑)」
すると裏路地の方から2人だろうか?足音が聞こえてきた
義欄「おっ…来たか。」
ツギハギ男「…。」
女の子「わぁ…!その人が前に言ってた私達と一緒の人ですかぁ?」
女の子が私の方を指さしながら言う
義欄「あ〜そうだよ。今日はこれで全員だし…いちいち説明するのもなんだから中に入ってからにしようか。」
外観は廃ビルらしきところの階段を上り義欄がノックしドアを開ける
女の子とツギハギ男が先に入り、私は1歩後ろにいる義欄の横にいる
義欄「んじゃご紹介するね。こっちが今話題の大量出血死事件の犯人であり、指名手配中の…」
女の子の方を向いて言う
トガ「…トガヒミコです!よろしくなのです!」
義欄「んで…こっちがまだ目立った事件は起こしてないがやたらとステインの思想にこだわってる…。」
ツギハギ男「…不安だな、この組織…本当に大義があるのか。 」
義欄「…そしてこっちもステインの思想にこだわってて…黒霧さんが必要としてた回復系の個性持ちの…。」
『…ヴィラン名は《クド》です。よろしくお願いします。』
義欄「んでこの人がヴィラン連合のボス…死柄木弔。」
死柄木「おい黒霧…こいつら飛ばせ、俺が気に入らないヤツらしかいない。」
黒霧「しかし死柄木弔。この方々は組
織の拡大に必要不可欠…。」
死柄木「…ガキと自分の名前も名乗らないやつだぞ…。」
義欄「…。」
すると、死柄木が椅子から立ち上がり前の2人に向かって交戦しようとする。
それと同時に2人も構え各々の攻撃をしようとすると…。
黒い霧のようなものがそれぞれの手を分断させるようにして、攻撃が当たらないようにする
『ライターいりますか。』
義欄「おっ助かるよ。」
その間義欄が吸おうとしていたタバコにライターで火をつける
黒霧「死柄木弔…先程も申した通りこの方々は必要なのです。」
死柄木「くそっ…。」
死柄木が部屋の奥へ行ってしまった
義欄「…まだまだ若いねぇ…。」
黒霧「申し訳ございません…後日また…。」
ツギハギ男「大丈夫かよ…。」
トガ「怖かったのです。」
『全然そんなことなさそうだったけどねぇ…えっとトガヒミコちゃんだっけ。』
トガ「はい!トガです。よろしくなのです!」
『よろしくね。君は? 』
荼毘「…今は荼毘で通してる。」
『荼毘ね…よろしく。』
とりあえずその日は終わった