そろそろか。
時計を見て立ち上がる。
アナウンス)ブーッブーッブーッブーッ
ymd)なんや、?
アナウンス)侵入者発見。侵入者発見。各自自分の持ち場に着くように!
hr)全員、準備しろ!
それぞれが無線マイク、武器を用意する。
hr)敵はB国。詳しい情報はまだだ。
y-m)ついに攻めて来ましたか……
ymd)最近静かだと思ってたねん
kyu-)うぅ、大丈夫かな…?
km)大丈夫やろ!俺たち「エリート」やで!
hr)上から情報が来た。攻めてきたのはB国とC国。C国は下級軍の方に行っているらしい。そして、B国は広場で俺たちを”待ってる”らしい。
ymd)は、?待ってるの?
hr)あぁ、直接対決を求めてるらしい。
so-)行くしかないっすね。
ymd)めんどくさ~向こうから来てくれればいいのに、なんで俺たちがいかなあかんねん。
y-m)とりあえず、呼ばれてるなら早く行きましょう。
hr)司令のうたがいない中戦うのは不安だな。それとも、襲撃に合わせてうたを襲ったのか……?
はるてぃーが俺を見た。
咄嗟に目を逸らした。
広場
hr、tk、y-m、km、kyu-、so-が北側に。
ymdは少し離れた高台に。
そして、南側にB国軍がいる。
hr)来たぞ!要件はなんだ!無駄な戦いをするつもりは無い!
boss)今日こそ我らB国がこの世界を治める時が来た。お前たちを直接倒してやる!
B国の軍隊が鉄砲を構える。
y-m)あいつら、鉄砲まで用意してますよ……僕たちは近距離専門ですから、近づかないと攻撃できません……
hr)大丈夫、俺達にはきゅーがいる。なっ!
kyu-)はい!鉄砲の攻撃くらいなら防げますよ!そして、あの人たちが近づいてきた時に一斉に攻撃しましょう!
バーン
鉄砲が放たれると同時に、きゅーがベールを作る。
ドンッドンッドンッ
目の前で鉄砲の弾が落ちていく。
hr)その調子だきゅー!
バンバンバン
鉄砲の弾を放ちながら奴らはゆっくりと近づいてきた。
boss)1020。
ベールを挟んで真正面にbossが立つ。
俺を育て、鍛えてくれたboss。
tk)ゆーまくん、
振り返ったゆーまの喉元に剣を突きつける。
y-m)えッ……
tk)きゅー、その魔法を解除しろ。さもないとゆーまの命は貰うぞ。
kyu-)たくぱん、さん、?
tk)早くしろ!
きゅーが魔法を解除する。
後ろの方で山田が弓を構える気配がした。
マイク越しに話しかける。
tk)山田、動くな。お前が弓を放ったと同時に、俺はゆーまを斬る。
ymd)ッッ……
hr)おい、たくぱん、どうしたんだよ……
tk)全員、動くなよ。
ゆーまから離れ、bossの元に行く。
boss)良くやった。やはり、お前を信頼して良かった。
hr)たくぱん……
y-m)たくぱんさん……
km)たくぱん、、
kyu-)たく、ぱん、
so-)たくぱんさん……
ymd)たくぱんッ
tk)そう言って貰えて光栄です。
そう言って俺は、
boss)お前……これは、、
tk)bossのおかげで、俺はエリートのみんなと出会えた。もう俺はひとりじゃない。bossの命令に従う犬じゃない。
boss)お、ま、え……
tk)俺を育ててくれたことには感謝してます。だけど、俺ももう、大きくなった。これからは自分で生き方を見つけていく。
ありがとう、さよなら、boss。
B国軍)あっ、アイツを捕らえろ!
bossを失ってもなお、攻撃してくるB国。
めんどくさ。
hr)戦うぞ!
カキンッカキンッカキンッザシンッ
この人数、流石に7人じゃ……
ut)あッ、あッ、聞こえる?
tk)うたくん!
y-m)体調は大丈夫なんですか、?
ut)あぁ、これくらいで倒れるんじゃ司令は務まらないしね。それに、たくぱんがかなり気を使って刺してくれたから、もう大丈夫。
tk)ごめんッ
ut)それは後、今は戦うよ!
ut)はるてぃー、後ろ2人!
hr)おうっ!
ut)そーちゃん、右方向に1人!
so-)了解っす!
ut)こむぎ、その距離なら……
km)あぁ、剣なんて使わなくてもいけるわ!
ut)きゅー、みんなに補助魔法を!
kyu-)はい!攻撃力増加と守備力増加、かけときます!
ut)山田、左で鉄砲構えてるヤツら、狙える?
ymd)俺様に任せとけ!
ut)たくぱん、前方2人、後方3人!
コメント
5件
𝑺𝑼𝑲𝑰𝑫𝑨
泣ける( ω-、)