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ドーモドーモ… 主でございます。
いやぁ…3日前に15話を提出したんですけれども、
ある読者の方が 物凄い量のいいねを押してくださったみたいで、
累計いいね数が 3万達成致しました…!!!
いやなんというか…ウン、大半がこのデスゲーム連載なのですが。
いいねしてくれた方はありがとうございます⸜(*ˊᵕˋ*)⸝💕✨
そして いいねなど せずとも、視聴してくださってる方もありがとうございます!
しっかり視聴してる方の数も見れるのでね…!! 全話100人以上見て下さってるみたいで、
やる気が物凄い漲っています!
という事で、今回も始めて行こうと思います!
もう既に最終エンディング関係の伏線は複数張っておりますので、
よーくよーーくこれまでのを見返すなりして考察してみて下さいね!
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《 ピーンポーンパーンポーン 》
葛葉「ン?」 伏見「お、」
探索中、放送の音のように突如流れた音。なんだ とその場の全員が視線を上げた。
《 皆様 お久しぶりです。元気ですか? 突然ですが…もういいや疲れた。 》
その妙な感情もなさそうだった機械音の声が、溜息のように はぁー なんて言う。
《 16時から、裁判を始める。16時になったら、自室のベットの右側の壁に触れてね。 》
《 今はそれだけ。じゃ、また後で。 》
数秒 皆が沈黙を貫いた。唖然としていた。機械音に多少の感情が宿ったように、気ダルげな、でも何処か楽しげにも聞こえるその声がそうやって放送された。口調も崩れて、人間らしさを取り戻した〜、みたいな。
夜見「うわ〜…、本当にやるんだねぇ。」
葉加瀬「ヤバいもう緊張してきた…。」
ぽつぽつと聞こえたてきた皆の声は、何処か不安が感じられて、緊張感も空気で分かる程度になった。
…さて、どうしようか。あと5、6時間ある訳だけど。証拠的なのも大体集まったと思うし、休んでも良いんじゃ…。
そんなことを考えた後、ある事を思い出した。管理人に聞きたいことがあったんだ。
葛葉「おーい、管理者的なヤツ出てこーい?」
『…何、質問でもあった?』
試しに、と言ってはなんだが、本当に出てくるとは思わず うおっ?! なんて声を出した。目の前に出てきたのは、全長60cmくらいの ホログラム…というか、まぁそんな感じだ。ホログラムで映し出されている、黒と青を基調としたなんかよくわかんねぇロボット。なんか無駄にお洒落だなー なんて考えつつ、視線を合わせるように屈んで あることを質問した。
葛葉「殺せるのってさ、何人までなん?」
剣持「うわ質問やば…」
葛葉「必要な質問なんだよ!!w」
皆がこのどういう原理で出てきているのか分からないホログラムに 頭上にはてなを浮かべている中、もちさんだけ そうボケをかましてきたんで 突っ込んだ。そのロボットははて、と首を傾げて俺の問いを聞けば、平然とこう告げてくる。
『2人までだよ。』
葛葉「…へー。」
この場の空気が少し凍りついた。1部顔を青くする者も居る。2人まで、という事は、やはり社長は殺される可能性があったという事だろう。本当に危なかった。変に汗が伝うな、ここまで来ると。まぁ 一度失敗していると考えれば 犯人も下手に動けない筈だ、もう安心して良いだろう。
『…もう良い?』
葛葉「あ、うん。」
そう言うと ホログラムは一瞬で消えた。
叶「…うーん、難しいね。」
後ろで見ていた叶が 苦笑混じりにそんな事を言っていた。その後、皆がブツブツと考察やら何やらを話していて、その中で俺も脳内で色んな事を考えた。
…怪しい人物が居るんだよな、数人。アリバイがない奴とか、色々な。
はぁ、と一度溜息を吐いては、立ち上がってこう言った。
葛葉「…まぁ、一旦休憩しよーぜ。疲れたし。」
そうすると 皆賛成と言い始めたので、その場で解散する事になった。
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?「…はーあぁ。皆騙されちゃって…可哀想。社長を殺せなかったのは残念だけど、
まぁ良いかな。…動機なんて、自分にはないのに皆探り入れて…用心深いなぁ。」
『…君は本当に怖いね。俺も予想外だった。』
?「…っはは、まぁね。」
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部屋に着いた。先程、叶に乾いた上着を渡した所だ。ベットに ボスッと倒れ込むように寝転ぶ。疲労が溜まっているのか 体を動かす気が出ない。
どうしたもんかね。本当に人が死んじゃって、しかも動機を提示する前に殺人が起きて驚いた、とか放送で言ってたよな。今回の犯人は余程サイコパスらしい。サイコパスと言ったら 叶とか夜見ー…なんて思ったが、まぁそんな偏見に近い事実で犯人に仕立て上げるのは違うよな、命が掛かってるんだから。
葛葉「…やべー、貧血だって…」
ぼーっと壁を眺めて、そんな事を呟いた。体力温存を測った方が良いか、というかなまだ何も食べてないな。
ふとそんな事を思い出して、部屋を出た。
何だか良い匂いがする。誰か料理でも作ってるのかな。てくてくと足を進めて、食堂へ顔を出す。
社「…お、葛葉! 奇遇だな。調子どうだ?」
葛葉「おぁ…やしきずぅ!」
そこに居たのは やしきず こと 社築だ。彼が料理を作っていたっぽい。何を作っているのか と彼の傍へ寄って 手元を見てみると、焼きそばだった。美味そー、なんて呟くと食うか? という事で 自分の分も作ってもらった。
葛葉「…ん! 美味い! やりますねぇ やしきずさーん!」
社「なんでそんな上からなんだよ、作ってやったのにw」
はは、と笑う彼を見て 此方も少し笑った。でも 所々焦げているのか 変な味がして 首を傾げる。…まぁ、作ってもらった訳だし文句は言わない方が良いな。そのまま雑談をしながら、もぐもぐと焼きそばを頬張った。
何やかんやで1時間近く時間が経ち、部屋に戻ろうかという事でその場で解散した。
葛葉「…眠。」
先程まで元気に会話をしていたのに、何故こうも急に眠気が…。くぁ、と欠伸をして、部屋のドアノブに手を掛ける。そこからはあまり記憶が無い。眠たさが限界を迎えていたと考えるのが妥当だろう。
目が覚めた頃、またあの機械音が流れた。
《 …16時になりました。今から裁判を始めます。
先程話したように、ベットの左の壁に触れてください。 》
葛葉「…あぁ?」
起きて早々気分が悪いもんだな。まだ体重いんだけど。そんな事を考えながら、ヨロヨロと立ち上がり壁に触れる。
……すると、急に足元の床に触れていた感覚がなくなる。
いわゆる…
落 と し 穴 ?
葛葉「へっ……うわあぁぁあぁ?!」
今回の証拠、アリバイ
管理人の証言 → 殺せるのは2人まで。
13時50分、 食堂にて 焼きそばを作る社築と遭遇。
焼きそばは焦げてるのか味が変だった。
コメント
1件
今回も面白かったです! 主様のペースでこれからも頑張ってください😊