テラーノベル
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ご本人様に関係有りません
伽羅崩壊
グロ虐待注意
地雷さんNG
見るの自己責任
shp→『』
zm→「」
こう言うの書くの苦手だから暖かい目で見てね 🥺
わんく
…
人間みたいに笑わないで。
そう言われたのは、この年初めての 極寒で白く儚い雪がパラパラ降る 11月の真っ只中だった。
体が重くなりつつ、学校の薄暗く寒い帰り道から 家に着いた後。
俺を 女の手 一つ でここまで育ててくれた、実の母親の叫び声と テレビのガビガビな音が、玄関の前までだだ漏れだった。
蜘蛛の巣が被った 冷たい金属の玄関のドアノブを開けると、今日の朝よりもっと酷くなっている 生ゴミの匂いと、ゴキブリと鼠の 匂いが混ざり合って、今にも吐き気が止まらないほどの 匂いがそこには有った。
匂いの原因は、何ヵ月もゴミ出しに出していない プラスチックと燃えるゴミがマトモに 分けられていない 大きいビニール袋だ。
その中には、近所のスーパーから買ったような 冷凍食品の袋、何週間前かに買った 惣菜の空っぽな トレー。
だが、それにはまだ食べれそうな 食べ物のカスや、丸々捨ててあって ハエが集っている もう食べれなそうな 甘いものが 何個か有った。
『 … 、』
… 勿体無い。
俺は 悪臭がするビニール袋に手を掛け、ベタベタな袋の中を手でまだ食べれそうなものを探し始めた。
、出たのは レアで焼いてあるステーキの塊とラップで頑丈に包んであった近所のお祭りで買ったような 焼きそば、それと この前まで飼っていた 金魚のエサ…。
エサは 前、食べてみたけれど、意外と飢えには丁度良かった。
少し匂いはキツいけれど、鼻を摘み、幼い頃作ってくれた母のオムライスの味を思い出せば なんとかいける。
その辺に置いて有った 少し汚れているお皿に探しだした食べ物をのせ、母がいるリビングに 床をギィギィ鳴らしながら 歩いていく。
『 … 母さん 、ただいま、 』
振り向きもしない、と分かっていても 大好きなお母さんだからこそ、会話をするのは当たり前だと思う。
母さんが座っている リビングの小さいソファの前の机には、ずっと前からある母の大好きなお酒、大量にストックしてある タバコのショートピース。
俺はあることを思い出して 、鞄から94点のテストを一枚母さんの前に出した。
『 … 母さん、俺
テストで良い点取ったんだ。 』
『 今回のテストはちょっと ムズかったけど、なんとか 平均点数よりは上で 安心し、……ッ 』
[ … だったら何なの。 ]
『 …ッ… ぇ、…? 』
[ あ”ぁ”……… あともう、“ 母さん ” なんて 言わないで 。
もうアンタが 私の息子なんて信じたくない。 ]
[ 早く出てってよ。 ]
…
バリンッ……
リビングのドアを開けた手の力が段々と緩くなり、最後には食べ残しのお皿も手から離し、床にバラバラと割れ散った。
割れた破片は 鋭く尖っていて、何でも切れる気がした。
『 … そ、うだよね 』
『 ごめん。俺、いっつも母さんの気持ち理解できなくて ッ ……笑 』
[ だから母さん何て言わないでって言ってんの ッ” !! ]
[ …あと、なに、…?
人の気持ちも分からないアンタなんかが 、 ]
[ 人間みたいにヘラヘラ笑わないで 。 ]
[ 同じ人間なんかなんて 思いたくもない。 ]
…
そっか、俺人間じゃない、?
だから俺はいつまで経っても大好きな母さんの前で作り笑顔しか出来ないんだっけ。
小さいテレビの少し割れ目が入っている画面から聞こえる砂嵐音。写っているのは夕方にやっているしょうもないバラエティー番組。
そのテレビの下には たくさんのテスト。92点、86点、79点、……。
ビリビリに破られているものもあれば、火に炙られたような、焦げている紙がたくさん目の前にはあった。
[ アンタなんか 、 ]
[ アンタなんか ッ、……!!!!! ]
[ さっさと死ねば良いのに ッ!!!!” ]
母さんは目の前で黒髪の長くて綺麗だった髪を 両手でグシャグシャに引っ張り続けた。
これ、何回目だっけ。
昨日も同じ光景、また昨日も。昨日も昨日も、…昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も昨日も…。
両手じゃ数えきれない。
『 … 』
もう、答えが分からない。
だったら教えてよ。
何でここまでいつか見捨てるのにみ中学生まで育てて、まだこの先が残ってるって言うのに 中途半端な所で 見向きもしないし、あの頃だけ 目も会わせて、額も合わせて 抱き上げて。
飼ってた金魚も、俺が愛着が沸いてるって分かりながら 俺が居ないと思って 床に投げつけたよね。ピチャピチャ 苦しそうに跳ね上がっている金魚をみて、憎かったんだよね。最後には踏み潰して踏み潰して踏み潰して…、もう体はぐちゃぐちゃでどうしようも出来なかった。
だけどわざと今帰ってきたフリをして 俺が悲しんでる姿がまんまと無様だったんだよね。
ほんとはお前のことなんて大大大大大っ嫌いだった。
いつまで経っても体はデカくなってるのに中身はガキだよね。
お前が死ねば良いのに。
[ … 、!?、
アンタ、誰、…ッ、 ]
…
[ …なにその目ッ、 ]
[ …、アンタ、本当に、…“ 人形 ”みたい、…… ]
、人形…、?
俺をみる目、人間じゃないみたいに見てこないでよ。
『 … 』
そして気付いたら、足に少し刺さったガラスの破片を抜いて、音量が最大限まで大きくなっているテレビを後ろ姿でみてる母の首にガラスの破片を 突きつけた。
ジリジリ 首のナカに入れて 破片が見えなくなるのがなんとも滑稽だった。母さんは暴れてて、だけど暴れてても刺さっている破片は取れなかった。
まるで、あの時の金魚みたいだね。
無駄な動きをして、もう助かるわけもないのに、誰も来ないのに 声が枯れるまで助けを呼んで。
ほんと、馬鹿みたい。
両手で刺す力を力んで、力一杯 刺し続けた。何度も何度も…何度も。
数時間、掠れた声で 叫んでいる母さんをみて、諦め憎い奴なんだなって初めて知った。自分の命は守るのに、家族は守らないんだね。
いつまで経っても最低だった。
そして数分後、やっとうるさい声は無くなり、テレビも消して、久々の静かなリビングがやってきた。
涙は出ない。口角もちっとも上がらない。何も考えてない。頭は真っ白。外からは 鳴り止まないサイレンの音。真っ暗な部屋には赤色の点灯が外から漏れ出す。
多分、近所の人が彼奴の叫び声を聞いて 通報したんだと思う。
『 …、 』
窓から少しカーテンの隙間を開けて 外を見る。…
「 … ーーー 、…… 」
…ゾムさん 、
何度か家に通報があり、いつも来てくれる成人男性一人の警察官。
来てくれたときは警察官の仲間の面白い話とか、失敗したこととかよく一緒に話してくれる。
優しくて、面白くて…、来る度にこんな汚い家が恥ずかしくなったり、…
…あぁ 、……やっぱりかっこいいなあ。
インカムに口を近づけて 汗一つ流して真剣な眼差しで誰かと話してる。俺も…あんな風に…、。
『 …、 』
…なれるわけ、ないか。
刺したガラスの破片を引き抜いて、ポケットのなかに入れた。
血液がたくさんドロドロと着いていても、近くに有った薄汚れているタオルで 拭き取った。タオルは血だらけ。
…そしてスマホと財布と一つの惣菜パン。そしてお気に入りの小説だけをもって、静かな家を後にした。
書いてる途中の気持ちキモすぎて今これ ↓
😃 ( 良いの思い付いた )
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😊 ( よし書こう )
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😆 ( 張り切っちゃうゾ )
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☺️ ( うは )
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😁 ( うん書くの楽しい )
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😃 ( あー…うん… )
↓
😥 ( 続き考えられるかな )
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😰 ( あー、無理そう )
↓
😫 ( あぁ…… )
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😖 ( 一旦ね )
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🤔 ( ん?行ける? )
↓
🥺 ( … )
いつか続き書きます!!!!!!
コメント
11件
pくんとzさんの関係が友達とかじゃなくて警察っていうのがちょっと刺さりすぎてやばい🙄🙄(??) 家庭環境可哀想系のやつが大好物です対戦ありがとうございました(( グロ系の表現の仕方が好み過ぎて好きにょ🤗🤗 最後の所でナルトダンス始めそうで今これ🫠🫠🫠🫠 絵文字がほんとに書き手の気持ち再現しててまじすし(???)
某ピーの原罪を思い出しましたわ……最近アニメ化したよね() 家庭環境が大好きすぎるぅ…😭✨ 金魚が踏み潰された描写が結構グロい表現でウッ…ってなった 金魚不憫すぎるンゴ😭😭 母親さんは育児放棄がすごすぎてイライラするね shpくんの感情がほんとに純粋な子どもっぽくて涙出てきた🥲🥲 続き待ってるね😉😉😉