テラーノベル
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その日は、早退し、保健室の先生が僕のお母さんを説得させ、病院に行くことになった。
病院でいろいろ検査をしたが、異常はなくて、少しほっとした。
そのまま、一日が終わった。
なんか、怖くて……嫌な朝。
「え、?」
そこに書かれていたのは、
『38.8℃』という体温計の表示だった。
だから、熱が出て、学校を休むことにした。
先輩は、今頃何をしているのかな?
う〜ん。前と同じで逆だな。逆。だって、前は先輩が風邪引いて、今は僕が体調悪くなっちゃったんだもん。
あ〜。なんか、これ。なんだろ。この気持ち。頭を布団で隠す。今は寝よう。先輩、おやすみ。
って……先輩は学校行ってるじゃん。やっぱり寝れないな。
あ、そういえば……定期テスト。の結果。怒られるね。今日。嫌だけど。隠すわけにはいかないな。
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