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ほんとに最高でした…✨️ 全部リアリティ?というか、絶対に私たちの前では言うわけがないこともほんとに言ってるのが再生されるくらいそのままで、シチュも登場人物たちの言動も全て神で大好きです🫶🏻︎💕︎︎ ずっときゅんきゅんでした💘
うちにはいないタイプのお二人にトキメキが止まりませんでした☺️ ありがとうございました🥰
はるかぜさん、こちらこそ、いつも読みたいです!と厚かましいお願い聞いて下さり、本当にありがとうございます✨🥹 ♥️先生と💛ちゃん、良かったです🫶 はるかぜさんのお話、大好きなので、また楽しみにしてます🍏
涼ちゃんは真面目で素直で頑張りやさんだ。
あまりに素直に受け入れてくれるものだから少しだけ風磨くんにごめん、と思ったけど···。
風磨くんが涼ちゃんを本気で好きになって涼ちゃんも風磨君を好きになって、2人が本当に付き合うようになったのにちょっと驚いたのと、涼ちゃんを取られたような気がしていた俺は少しだけ涼ちゃんを独り占め出来たみたいで嬉しかった。
涼ちゃんに2回目の宿題、と言いながら渡したのはローションと大人のおもちゃで、たぶん初めて見た涼ちゃんは面白いほど顔を赤くしていた。
「なっ、なにこれ···」
「見たまんまだけど···あ、もちろん新品だよ?それに細くて別に動いたりもしないから初心者向け」
「···はぁ」
ぽかんとして言葉も出ない様子。
そんな様子が少し可笑しい。
「これがスムーズに入るようにしっかり頑張ってね♡あと、風磨君のために可愛いパジャマ買おう?俺選んで上げるから」
「頑張ります···」
やっぱり涼ちゃんはとっても素直だった。俺は満足して笑顔でいい子だねって褒めておいた。
それからまた1週間後、涼ちゃんは俺の家に来てちゃんとしたよ、と恥ずかしそうに教えてくれた。
「···今日は、何するの?」
その声は最初の何にもわからない感じじゃなく色んなことを知って少し期待がこもったような声だった。
「気持ちよくなれた?ひとりでして」
「元貴に触られたほどじゃなかったけど···だんだん気持ちいいのがわかって、なんだか風磨君のこと考えながらしてるとむずむずするっていうか···」
頬を染めてもじもじとしながらもそんな風にいう。
「じゃあきっともう大丈夫だね、あとは風磨くんに素直にしたいこと言ってみて、そしたら絶対上手くいくから」
涼ちゃんは少し意外そうな表情だった。もうこれでいいの、今日はしないのっていう顔。
「大森先生が教えあげられるのはここまで···あとはね、好きな人として」
「僕、元貴のことも好きだからね···友達として。それに家族みたいに、大切だよ···」
いけない、涼ちゃんに気を使わせてしまったかもしれないな。
でもその言葉はとっても嬉しいものだった。俺も涼ちゃんのことが好きだもん、若井への愛とは少し違う形で。
「ありがとね、涼ちゃん。さっ、パジャマ買おう〜、どうせいつもジャージとかでお泊りしてんじゃないの?」
「えぇ、だめだった?」
もっと可愛いのがいいんじゃない、なんていいながらふたりでパソコン画面を覗き込みながらネットショッピングに2人で夢中になった。
涼ちゃんが帰って一人きりで静かになった家にインターホンが鳴る。
「涼ちゃんの用事終わったの?」
「ん、まぁなんとかなるでしょ。これ以上すると風磨くんに怒られそうだしね」
肩を竦めて笑う俺に若井が抱き着いてくる。
「俺も怒っちゃうよ。俺の元貴なのにって···あんまりね、他の人とイチャイチャしないで」
「···めずらしいね、若井がそんなこと言うなんて」
キスしながら若井の髪を撫でる。
しっかりと抱きついて離れないあたり、わりと本気でヤキモチを妬いてくれていたのかもしれない。
「元貴のことが好きだから···仕方ないでしょ」
「俺ってみんなに愛されてるな」
「俺が一番愛してるんだから···俺にも教えてよ、えっちなこと。ねぇ?大森先生?」
若井の手はもう俺の服に手を滑り込み肌を撫でている。
「俺に教えたのは滉斗のクセに」
満足そうに笑う若井の瞳はもう欲望を含んで怪しく煌めいていて、そういう顔も好きだなと思う。
「いやだった?」
「ううん···大好き、ねぇいっぱいしよ」
若井の体温を感じながらすごく幸せだと感じる。
涼ちゃんもどうか風磨くんとたくさん幸せになってほしいな···そう思いながらぎゅっと若井を抱きしめた。
......
これにて一旦完結ということで
皆様ありがとうございました。
続編の希望くださった、もも様ありがとうございます!また大森さんが何を教えたのか?のお話を知りたいと言ってくださった方々も本当にありがとうございます♡
またいいね、コメントにとても励まされています、幸せです。
また他の作品でもよろしくお願いいたします。