「したいなら···ね?いい子の元貴はどうしたらいいか、わかるよね」
テレビやYoutubeでも見せるいつもの笑顔で涼ちゃんは笑いながらベッドに座って僕を見下ろす。
僕はシャワーをして少し濡れた髪のままバスローブだけを身に着けて床にぺたりと座り込んで涼ちゃんを見あげた。
したい。
してほしい。
その欲求が僕を動かしている。
「···っ、わかるよ···」
そろ、と膝たちになって目の前の涼ちゃんに擦り寄って、ベルトに手をかける。最初の頃は他人のベルトを外してファスナーを下ろしてという行為さえたどたどしく手間取ったのに、何度もしたから今ではスムーズに行えるようになっている。
涼ちゃんが腰を少しあげてくれたのでズボンを全部脱がしてそこにそっと口づけをする。
「舐めてもいい···?」
「元貴はどうしたいの?」
僕の頭を撫でながら質問に質問で返される。涼ちゃんは僕が言葉にして言わせるのが好きみたいで、そのたびに恥ずかしくて···それには中々慣れることが出来ない。
けど、言わなきゃ···涼ちゃんからは何も与えて貰えない。
「涼ちゃんのペロペロさせてください···いっぱいお口の中でおっきくなってるのを感じたい、いっぱい気持ちよくなれるよう頑張るから···」
恥ずかしくて顔が熱い。
けど言葉にすると変に興奮しちゃう自分がいて、きっと涼ちゃんもそれに気づいてるんだ。
「そんなに僕の好きなの?じゃあお口あけて舌出して」
言われた通りにぺろ、と伸ばすと涼ちゃんの指が入ってきて舌を摘まれる。
「んっ···」
指で舌をなぞられくにくに、と優しく触られるだけでゾクゾクしてしまう。
口を開けているから端から唾液が少し垂れてしまう。
「この綺麗な歯並びも熱くて柔らかい舌も大好き···ほら、舐めてもいいよ」
満足した涼ちゃんが指を抜くと目の前にはおっきくなってる涼ちゃんのがあって···何回も見ているのにドキドキしてしまう。
「おっきぃ···ん、あむ···」
ぱく、と口に咥えて舌で先を舐める。
おっきすぎて奥まで咥えるのは難しけど頑張ってできるだけ気持ちよく出来るようにギリギリまで抜いて、奥まで咥えるのを繰り返す。
「ん···ぁ、む···ふぅ···」
ちゅぷ、ぴちゃ、と音を立てながら涼ちゃんのを咥えると頭を撫でられて嬉しくなる。
「···上手になったよね···他でも練習してるもんね?ほんとに元貴は頑張りやさんだね」
一瞬褒めてもらえた、と思ったあとの言葉が理解出来なくて思わず口を離す。
「ほか···って、練習って、なに···?」
「えぇ?僕が知らないと思ったの?この前、風磨くんとシてたでしょ」
うそ、なんで···?
見られてた···?そんなはず、ない···。
「ち、ちがう···」
「違わないよ?奥までいっぱいお口に入れられて最後はごっくんまでしてたじゃない」
あの時はちゃんと鍵をかけたから、他の人に見られるなんては有り得ない。
それなのに涼ちゃんは確実に知ってる口ぶりで。
「気をつけないと···動画流出なんてしたらおしまいだよ?まぁ僕に見せるためだけに隠し撮りしてたから消したとは言ってたけどさぁ」
風磨くんが隠し撮りしてたってこと?
なんで···?
「僕に見せて大森くんは俺の、とかって言ってきたから···可笑しくて笑っちゃいそうだったよ。あ、ちゃぁんとショック受けた顔してお願いだから消してくださいって泣きながら頼んでおいたから。あの調子なら若井にもおんなじことしてるかもね」
可笑しいよね、僕の演技も捨てたもんじゃないのかも?って涼ちゃんは面白いことがあったみたいに笑う。反対に僕は怖くて少し指先が震えた。
「ちが···、あれは風磨くんが無理やり···舐めたらそれ以上はしないって、僕襲われそうになって···抵抗して、仕方なくっ」
「えぇ?その割に嬉しそうな顔でおいしそうに舐めてたけど?まぁそんな風にしちゃったのは僕のせいかな」
いきなり首が掴まれ涼ちゃんの指が食い込む。
「ほら、舐めるの大好きなんでしょ、他の人のも欲しがるくらいさ···奥まで味わって」
息をしようと口を開けたところにさっきよりも硬くて大きく感じるそれが一気に入ってきて喉の奥にあたる。
「んぐッ、ン゙ン゙ッ!ん〜〜っ!」
苦しさで思わず押し返そうと手をベッドについたけど涼ちゃんは僕の頭を押さえたまま腰を前後に揺らして口の中を侵す。
「うわ、喉の奥締まって気持ちいいよ、ほら嬉しいね?他のもこんな風にしたなんて僕、妬けちゃうなっ」
息ができない、それに喉の奥がぐいぐい押されて苦しくて···いつも涼ちゃんは僕の声を気遣ってここまではしない···きっと、すごく怒ってる。
「んぅ、んっ!んんっ!!」
「気持ちいいよ、元貴···僕のもちゃんと飲んでね、お口にいっぱいあげるから···ッ」
抜けそうなくらい引いたかと思うとぐっと喉の奥、限界まで押し当てられて口の中で涼ちゃんのがビクビクと何回か震えた。
それと同時に熱いのがびゅくびゅくと喉の奥に注ぎ込まれる。
飲むというよりもはや流し込まれて僕はもうどうすることも出来ずにただそれを受け入れた。
「んぐ、ぅ゙···ゲホゲホッ」
口の中が空っぽになってようやく荒々しく呼吸をする。
涼ちゃんがお水をくれてそれを一気に飲んだ。
「ん、はぁ···。涼ちゃん···ごめんなさい···許して···」
きっと今日は許して貰えない。
そんな僕に、涼ちゃんは女神のように微笑んだ。
...
深夜テンションでこのようなものを書きたくなってしまいました。
続き欲してくれる方がいたら続き書きたいです。
コメント
7件
わー⋯これめっちゃ好き。
うわSな💛さん、最っ高です! ぜひぜひ続き読みたいです…💕
とんでもなく好き…😫💕続き欲しいです😵💫💦💦