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ちょっとだけ時間が巻き戻り、今度からは涼ちゃん視点になります。
あの時涼ちゃんはどう感じてたのでしょうか?
パロ小説で好き勝手に妄想世界作ってます😅キャラ崩壊お許しください💦
文化祭での合同ライブの予定も決まって、元貴が新曲を書き下ろした事もあり、バンド練習は今までより力の入ったものになっていった。
音楽科の防音設備のついた教室を借りる事ができたので、そこに集まっては俺たちは音合わせを繰り返す。
俺は音楽科の課題の合間をぬって、できる限り練習に参加すると言うハードな毎日が続いていたが、なんの目的もなくただ課題をこなしていただけの日々よりも充実していてとても楽しかった。
なによりも元貴の歌声を間近で聞いていられる。
初めて元貴を見たのは入学式典の日。軽い気持ちでのぞいてみたそこで元貴が歌っていた。とても楽しそうに喜びを全身で表すかのように歌っている元貴から目が離せなくなった。
俺は元貴の作る曲が、歌声が好きだ。初めて聴いたあの時からずっと、それは俺の心のどこかを震わせる。
そして元貴や若井との軽い掛け合いもとても楽しくて少しでも時間がとれれば一緒にいたいと思うようになっていた。
とてもとても楽しい日々。
そんな中で急に元貴の態度がちょっと変化した。
ことあるごとに俺の頬にキスしてくるようになったのである。
元貴はスキンシップの多いヤツで、元々俺にも若井にも興奮するとすぐに抱きついたりしていた。
でも頬にキスはさすがにビックリしたが「コレくらい大したことない」とからかわれて何も言えなくなってしまった。そうして、何度も繰り返されるうちに慣れてきて、不思議なことにそれほど違和感を感じなくなっていく。
「元貴だからなぁ」とわざと深く考えないようにしている自分がいるような気がしていた。
…なんか変な感じだ。
涼ちゃんのもっくんとの出会い。完全にJAM’Sの心理を代弁してくれてるんじゃないかと勝手に思ってます🤭
さて、もっくんのアピールは涼ちゃんに無事届いていたのでしょうか?