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新作とはなんぞやと思う人が多数いると思う。
そんな人のために説明すると、
さっきも話したように俺は乳頭についての悩みがあるって言ったが最近ばその悩みも解決に近づいていた。
何故かというと女性用の下着。
まぁいわゆるブラを着けるようになった
付けるようになったきっかけが、会社の大きなイベントでビンゴ大会があり、 そこで見事にビンゴしてしまい、数多くある景品の中からこの黒いレースの大人なブラを引き当ててしまった
どこか高級感があり捨てるのにも勿体ないと思い、試しに付けてみると想像以上に自分にフィットしてしまった
さらに服にも擦れることもなく感動してしまい、 そこからハマってしまった。
今では自分の好きなブランドができたぐらいにはハマっている
そして今日はその好きなブランドの新作のデザインが発表される日
そんな日に限ってこうなるんだよな。
ほんとに断りたい所だが流石に上司の圧には勝てないので毎回渋々ついて行っている。
はぁ〜、しかも今日はスポブラじゃなくて普通の黒レース付きのお気に入りのブラを付けてきてしまったんだよなぁ
会社がある日はいつも黒いスポブラを付けて来ていた。
会社にレース付きのひらひらした物をつけていく訳にも行かないし
なのに昨日は1人で宅飲みしていて朝は寝坊しそのまま黒レース付きのブラを付けてきてしまった。
別にいつもより慎重に行動すればバレることは絶対にないので飲み会の時は気をつけなくちゃな…
なんやかんや言っている間に業務が終わりそのまま会社の皆で焼肉屋へ行く。
その間も皆世間話をしているのに俺だけぼっち
別に慣れてるからいいけど…
焼肉屋に着いたあとも俺は1人で肉を食いあげ酒を飲む
上司にも絡まれてぐだぐだ言われるストレス
今日出る新作も見れなかったストレス
日々の仕事へのストレス
これが一気に爆発し今日は特に酒を飲みまくった
もう皆より7杯ぐらいリードして飲んでいて頭はあやふや
ろくに滑舌も回らなくて頭の回転も鈍る
8杯目を飲もうとしたら急に手に持っていた酒が取り上げられる
誰だか知らんが腹が立った俺はろくに回らない滑舌でそいつに向かって文句を言う。
「ちょっとぉ〜おれ飲んでるんですけろぉ〜」
目線を上げた先には佐野くんがいた。
どうやら酒を取りあげたのは佐野くんらしく心配そうな目でこちらを見ていた。
『さっきから見てたけどちょっと飲みすぎじゃない?もうやめな』
俺の勝手だからいいだろと腹が立ち無理やり佐野くんから酒を奪って飲む。
「うっせ!」
その横にいた酔っていた上司は俺がイッキしたのをみて盛り上がり次々に俺に酒を回していく
11杯目になって流石の俺も限界が来てその場で眠ってしまった。
佐野side
「はぁ〜、どうすっかなこれ」
そこには大きなため息を着く先輩がいた
先輩が見ている方に目を傾けるとそこには吉田仁人がいた
さっき止めたのにめちゃくちゃ飲んでたな…と思いながら先輩に話しかける
『お疲れ様です。仁人の事ずっと見てますけどどうしたんですか?』
「あぁ、佐野くんお疲れ様。こいつさっきから起こそうとしても全く起きないんだよ。どーすっかな…」
先輩も手につかない様子。
しゃーない
ここは俺が人肌脱ぐとしますか
『先輩!こっから俺ん家近いんで仁人の事連れ帰りますよ。』
「え?いいの?てか佐野くんと吉田くんって接点あったっけ?佐野くん吉田くんの事さっきから呼び捨てだけど。」
『実は昔一緒に遊んでたんですよね〜。まぁ仁人が覚えてるかは知らないけど笑 』
覚えてて欲しいなとは思う。
昔も今も仁人は全く変わっていない
俺が昔から好きなままの仁人。