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はい、今回は真の過去を書きたいと思います、では、本編へごー
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「ねえねえ、なんで、可愛いものとか好きなの?真」
【え?可愛いものって、癒やされるじゃん?】
「そうだね。でも、どうして?」
【え、なにが?】
「だってさ、ママがね、男子は可愛いものあわないのよって、言ってたもん」
【僕の趣味だよ。光璃はいいよね。女子で。僕なんか・・・】
「え?過去とかあるの?」
【・・・まあね。教えてあげようか?】
「うん!教えてほしいよ!」
【僕ね、6歳の頃から可愛いものが大好きだったんだよ】
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【ちょっと真⁉️】
【なあに?ママ】
【あなた、これは何よ⁉️ぬいぐるみよね?】
【うん!あのね、おばーちゃんからね、もらったの。かわいいでしょ?】
【かわいいけどね、男子はこういうの持ってちゃダメなのよ、わかる?】
【な、なんでっ⁉️可愛いものを好きになっちゃダメなの?】
【そうなのよ。てことで、これは捨てておくわよ】
【待ってよ!!それ、捨てないで!ままにあげるから!ね?】
【わかったわ。それと、これ以上ないでしょうね⁉️】
【ないよ!それに、なんで可愛いものを好きになっちゃダメなんだよ!】
【んな!まだわからないの⁉️だからね、男子はねサッカーや野球をしないといけないのよ】
【それって、勝手に決めてるよね?】
【ええ、そうよ】
【それなら、両方やらない。両方だいっきらい!ママも、だいっきらい!】
【ちょっと・・・だいっきらいって言っちゃダメでしょ?あやまりなさい!!】
【嫌だもんね!部屋戻る!!】
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【まったく・・・ほんと、あの子はかわってるわ】
ピーンポーン
【あら、誰かしら。見に行きましょ】
ガチャ
【まあ!お義母さん、どうなさったんです?】
【孫に会いに来たのよ】
【まあ、真に?それはうれしいですわ!だけれど、今真なぜか怒っているんです。】
【ええ?なんでかしらねぇ・・・あ、それは、私が真に渡したぬいぐるみかね?】
【ええ、でも・・・男の子には合わないですよ!だから、上げないでくださいね⁉️】
【ええ・・・それ、すっごく喜んでくれたのよ?】
【だとしてもですよ!男の子は、サッカーや野球がいいんですよ!明日、服屋につれていきます】
【そうかなぁ・・・まあ、あなたが言うんだったら仕方ないね、雫さん】(しずくです)
【ええ、任せてください、それと、夫はまだ・・・?】
【ええ。まだいるんですって】
【そうですか・・・よろしくお願いします】
【はいはい。任せといて】
ガチャ!!
【⁉️なにかしら・・・】
【待って、おばーちゃん!ぬいぐるみ、また買ってね!約束だよ!】
【はいはい、わかったよぉ。また選ぼうねぇ】
【うん!ありがとう、おばーちゃん!!】
【ちょ、ちょっと!こら、真!!ダメって言ったでしょ⁉️ダメですからね!!】
【・・・なんで・・・】
【え、なによ?】
【なんでっ、そんなに言うんだよ!僕はね、ママのことがずーっとだいっきらいだったんだよ!!ずーっと可愛いものじゃなくて、かっこいいものにしなさいって!!ずっとうるさかった!!もうそんなママいらない!!僕、おばーちゃんちに行く!!パパにもあいたいし!!ママなんか知らない!!一人でいればいいんだよ、一人で!!】
【な、なんてことを言うの・・・っ!ママはそんな子に育てた覚えはないわよ!!真!!】
【おばーちゃん、行こ?ママなんか置いていこうよ】
【ちょっと⁉️真⁉️行くんじゃありません!!ダメですからね!ホラ、見てみなさい!かっこいいでしょう⁉️これ、かっこいい服よ!さあ、戻ってらっしゃい!!】
【嫌だね!そんなの、ゴミだよ!かっこよくない。ただの下っ端!!】
【まあ、なんてことぉ・・・・まあいいわ!!すぐ寂しくなって戻ってくるわよ!!】
【戻ってこないもんねー!バイバイ、ママ!会いに来ないから。さようなら】
【ええ、さようなら。戻って来るって言ってるじゃないの】
【ホラ、行くよ、真ちゃん】
【うん!!おばーちゃん!!だぁーいすき!】
【でも、僕はね地獄が始まるのを知らなかったんだ】
「地獄??」
【そうさ。次も言うね】
「うん!」
【さあ、早く掃除をしな!!家事もだよ!!お風呂掃除もするんだよ⁉️】
【え・・・?僕、やり方知らないよ⁉️】
【いいから、やらないと叩くよ⁉️】
【わかったよぉ・・・な、なにこれ?ドバーッといれればいいの?】
【こらぁ!!それは洗濯に使うものだよ!ったく・・・ちゃんとしな!バカ孫!】
【はぁい・・・】
【真琴ぉ〜♡(まことです)ご飯、できたわよ〜!】
【え、おばーちゃん??】
【はぁ〜い。・・・って、なんでこいつがいるんだよ・・・チッ】
【ほんとよね、この子ったら、ついてきたのよ。それと、昼ご飯はオムライスよ】
【やったぁ!!ありがとな、母さん!!】
【おばーちゃん、ありがとう!!】
【はあ?あんたにはないよ、あんたは自分で作りな!!】
【そうだぞ〜真。あ〜あ、美味しすぎる〜!!】
【もう、帰りたいよ〜】
【それなら帰ればいいじゃないか。さ、帰りな。私達は嬉しいよ】
ガチャ
【ただいま。・・・お、真。来てたんだな!嬉しいよ。ん?帰るのか?】
【う、うん。まあね。帰ろうと思って】
【じゃあ、俺が連れて行くよ。いいよな?よし子。】
【も、もちろんよ、あなた。私はいいわよ。また来てね、真ちゃん。楽しみにしてるわ】
【いや、行きたくないからいかない】
【そ、そう?じゃあ、いつでも来なさい】
【はいはい。おじーちゃん、行こうよ!】
【そうだね。】
【(あいつぅ・・・次来たら覚えときなさいよ)】
【(あいつ最低だろ。親として嫌だな。あいつはどんな教育を・・・)】
【そして、帰ったんだよ。】
「へー、それからは?」
【かえって説教されただけだよ〜。まあ、なんか嬉しかったな。その日はオムライスだったよ】
「え、いいね。私なんか、昨日鍋」
【いいじゃんか。まあ、オムライス、好きだもんね〜】
「そうだよ〜?」
【まあ、これで終わりだよ。】
「そっか。もう終わりか〜じゃあ、おつ光璃!」
【おつ真!】
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おつ🐼です!