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これを読んでくれている人の中にも過去に、または現在、「死にたい」と思っている人はいると思います。
かというぼくも、死にたいと思ったことがあります。
現実に打ち負かされた時、心が物事についていかない時、とてつもなく死にたくなる。
もしかしたら、「消えたい」が正しいのかもしれません。
**自分が生きたという痕跡をすべて消してひっそりと消えたい。**そんな時期が度々来ます。
正直に言うと、飛び降りるためにベランダに、手首を切るためにカッターを持つところまで行ったことがあります。
もちろんそんなもので死ねるわけないのは分かっていたため直前になって諦めました。
怖気付いたが合っているかもしれません。
そんな死にきれないぼくだが、外面だけはそんな事考えているなんて考えられないぐらいパワフル人間なので、「死にたい」という相談を受けたことがあります。
その子は、セクシュアリティが中性の子だった。その子が適応障害というのも知っていました。
相談を受けたのは、学校がコロナで休みの時でした。
ぼくは相談された時、「死なないでほしい」と言ってしまいました。
自分もあれだけ死にたいと思っていたのに、相手の気持ちも分かっていたはずなのに、自分勝手で、無責任なことを言ってしまいました。
その日1日、すごく複雑な気持ちで過ごしました。
すごく勇気のいる相談をぼくのような人間にしてくれた嬉しさ、明日死んでいたらどうしようという不安、無責任なことを言ってしまった罪悪感。
休校中なので家を知っていても会いに行けなくて、それから休校が開けるまでの一週間すごく不安でした。
死にたいと誰かに言うのは、悪いことではありません。
誰かに言いたいと思うのは、自分がまだ死にたくなくて、生きたいと思っている証拠だからです。
誰かに助けを求めるのは悪いことではありません。
自分がそれまで1人でがんばってきた証拠だからです。
1人で頑張るのもすごいことですが、必ず限界があります。
ぼくは死にたいと思っていた時、
俺何もしてないし、悪くないのに他人になんかアホみたいなことされて言われて死ぬとかめちゃめちゃ悔しいしダサくね?
と思ってやめました。普通にアホですが、その考えはまだ変わっていません。
こんな理由で死ぬとか絶対嫌だ。
生き続ける理由なんてそこら辺にゴロゴロ転がっています。
これを読んでくれている死にたいと思っている人は、一度立ち止まって死にたいと思っている理由を文字にでも起こしてみてください。次に本当に死んでもいいのか考えてみてください。自分の気持ちをどんな形でもいいから表してみてください。
死ぬも生きるもあなた次第です。
あなたが一歩を踏み出す理由になれますように。
死にたい、消えたいと思うほど頑張ったあなたに勇気が、希望が、光が、訪れますように。
顔も名前も知らないあなたの幸せを願っています。