この作品はいかがでしたか?
2,052
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!注意!
・ベーコンレタスです
・過激表現🍐(ほのぼの)
・純粋、地雷さん❌
(※ご本人様には関係ありません)
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社会人 : シャケ➳上司 / きり➳後輩
kr×shk 「俺の前だけ」
kr . side
仕事に集中できない。
何故かって?……好きな人の事ばっか考えちゃうからに決まってんじゃん
しかも目の前にいるんだよ?!
でも俺は社会にでてもう数年。
そんな事を理由にして仕事を放棄するなんてしてはいけない
分かってるんだけど………
「…?俺の顔に何か付いてる?w」
「あ、ぇぃや、何でもないです…」
無意識に顔を見つめ過ぎていたらしい。
パソコンの画面に向けられていた翠の瞳で急に見つめられ、少し動揺する
ずっと見ていたなんてバレたらまずい……仕事に集中しなければ……、
でもどうしても意識は貴方の方向を向いてしまう
真っ白な肌にほんのりピンクに染まった頰
その潤んだ唇にかぶりついてしまいたい。
耳にかけられた髪がサラ、と落ちていく
そのたびに耳にかけ直す動作、1つ1つに目を奪われて…
「…やっぱずっと見てるよな」
「は、ぇ!?」ビクッ
「そんなビックリすんなって…w」
やばい……バレてた…、?
もー俺のバカ!!!
「ぇ、と…見てた訳じゃなくてですね…ッ…」
「そーなの?じゃあ進んでない仕事はどういうことかな?」
「ぅ゙…ッ」
にやにやといたずらっ子な笑みを浮かべながら、追い詰められる
なんとか誤魔化さないと…
「先輩、隈ひどいんで大丈夫かなーって…」
先輩の方をみる。予想外の答えだったのか、きょとんとした顔で俺を見つめていた
「…心配してくれてたの?」
「まぁ…先輩には元気でいてほしいですし」
「………」
引かれたかなぁ……? もうシャケ先輩に引かれたら生きていけない…泣泣
先輩は顔を下に向けて、消え入りそうな声で言葉を発した
聞き取れなかったのでもう一度聞き直す。
すると今度は恥ずかしそうに、でも真っ直ぐ俺の目を見て口を開く
「……ぁッ、ありがと…//」
「心配してくれて…嬉しい、です……?///」
「……は、?かわいい。」
なんだこの可愛い生き物。
え、やば、襲いたい。だめかな、だめだよね?! 落ち着け俺…相手は先輩…。しかもこんなに可愛い人を俺で穢したくない。我慢…我慢だ…ッ!!!
「ㇸぁ…?か、わいい…ッ、?//」
「なんの冗談……w//」
「ッ…先輩は可愛いですよ!!」ガタッ
「は、ぇッ…?」
「ッぁ…」
しまった、つい熱くなり過ぎた。
周りを見ると視線は俺と先輩に集中していて、コソコソと話す様子が伺える
あ、やばい。これ面倒くさいやつだ。
俺のせいで… 俺はまだしも先輩にまで迷惑がかかったら…?
…何やってんだ俺……ッ
「ッ…すいません、頭冷やしてきます…。」ダッ
「ぁ…ッ…きりやん…!」
ーーーーー
kr「はぁ”~…終わんねぇ…ッ…」
気持ちを落ち着かせるのに
大分時間がかかってしまい、戻って来た頃には大体の人が仕事を終え帰っているところだった
しばらくは何人かいたのだけど、どんどん帰っていって今は俺1人。
これ今日中に終わるかなぁ…?
山積みになった書類を眺めながら、そんな憂鬱な気分になる
…今日は何もかもがうまくいかない。
やけに集中出来ないし、熱くなり過ぎる
社会人失格だな、、。
「癒しがほしい~…」
そう瞼を閉じかけた時、
頬に何か冷たいものが触れた。突然の事に情けない声を出して驚いてしまう
そこに立っていたのは…シャケ先輩だった
「ふッ…クク…ッww 驚き過ぎだろ…w」
「…ㇸッ?シャケ先輩帰ったんじゃ…?!」
あまりに楽しそうに笑うので、見ているこっちまで顔が緩む
つられて笑い出したら止まらなくなって、暫くの間2人で笑いあった。
…
「ッはぁ〜…笑、何でこんなしょうもない事で笑ったんだろ…ww」
「ですよね…w」
「…てか、ホントになんでここに…?」
先輩は少し考えた後、顔を背けて話しだした
「きりやんと話したかったから…」
「お、俺と…ですか、?」
その言葉の意味が分からず混乱する。
ただのいち後輩である俺にそこまでして話したい事ってなんなんだ……??
もしかして昼の事…?やっぱり迷惑かけちゃったよね……
「先輩…あの時は…すみませんでした…、」
「凄く熱くなっちゃって……」
「ぃ、いや別に全然いいの!、」
「寧ろ…ぅ、嬉しかったっていうか……//」
「…へ?」
嬉しかった……??益々意味が分からない。
好きでもない奴に?可愛いって言われて??
「先輩、それどういう……」
「……好きな人に可愛いって言われたら」
「普通に嬉しいだろ………」
「…先輩こっち向いて」
「やだ…。」
「お願い」
「絶対やだ!」
「顔見せて…ッ」グイッ
「ちょッ…?!ば、ばかッ…///」
耳まで真っ赤に染まった顔。
必死に手で隠しているけれど、その間から見えるうっすら涙が溜まった瞳。
それは…そういう事でいいの…、?//
「俺……期待していいですか…//」
「………勝手にしろよぉ…ばか…///」グスッ
「ッ~!!!//」
思いっきり先輩に抱き着く。
俺より体の小さい先輩はすっぽりと腕の中に収まっている、すごくかわいい
そんなだから、ちょっと力を入れただけで折れちゃいそうで。
俺は何に触れる時よりも優しく、出来得る限り優しく、先輩の頬に手を添えた
「シャケ先輩…」
「…なに、」
「ずっと…好きでした」
「無邪気な笑顔も、後輩の事ちゃんと見てくれてるとこも、すぐ顔に出ちゃうとこも」
「全部ひっくるめて大好きです…//」
「だから…俺と付き合ってくれますか…?」
「……。」
暫く沈黙が続く
きっと物凄く短い時間だったんだろう。けれど、俺にはその時間がとても長く感じられた
先輩が、答えの代わりとでも言うように俺の背中に手を回す。そして抱き締め返してくれた
「俺も…好きだ……//」
今すぐにでも消え入りそうな声だったけど、不思議と気持ちが強く、強く伝わってきた
俺の胸に顔を埋めて顔が赤いのを
隠しているつもりなんだろう。でも髪から覗く耳の赤さでバレバレ。
もー……かわいいなぁ…//
「かわいい…大好き…//」ギュッ
「ッ…俺の方が大大大好きだし!/」
「いーや、俺の方が愛してます!」
「ぐぬぬ…っ」
「ふッ…」
「あははッ…ww」
…
「…ねぇ、先輩は俺の彼女ですよね?」
「まぁ…ぅん、そーいうことだな…//」
「じゃあ……こんな可愛い顔するのは」
「もう俺の前だけにして下さい」
「かわッ…?!//」
「~ッだからそーいう顔!!」
「俺結構独占欲強いんで!分かりました?」
そう顔を覗き込むと彼は
少し困った表情で目を泳がせてから、決心した様に俺の方を見てふにゃ、と微笑んだ
「…分かった」
「俺はきりやんだけのもの…、だから…//」
「ン゙ッ…?!///爆弾発言……」
「な、何か違った…?」
「いや、違くないです!」
「先輩は俺だけのものですよ」
「!…じゃあきりやんも俺だけのものね!」
「ふふッw…もちろん」
…
きっと、俺達は今
世界で1番幸せだ
ここまで読んで下さってありがとうございます^^
約3000文字……大分長くなりました!
オフィスラブ好きなんですよね……。あんまり要素ないけど、
なるべく投稿頻度上げれるように頑張りますー
是非♡、コメント等✨
コメント
11件
うぁああぁ…好き… あの、shkさんの美しさが伝わってくる表現が好きすぎる。そして、二人の行動…!言葉選びとか天才すぎだよ、もうずっとやっとけ みてるこっちも幸せになりました、ありがとう
3000文字お疲れ様です〜!! もう、あの、なんて言うか好きです。 可愛すぎますよね...色々と。尊いすぎます!最高ですわ!!💕
ヴへぇ…(鼻血) krshkの社会人パロ想像以上に尊すぎるんだが!?!?😭 もう好み過ぎるってぇぇ…((泣 文章の書き方とか…雰囲気とか…表現とか…言葉選びとか真面目に言って天国逝きデス((自分の作品のクオリティと比べる krさんの余裕の無い感じから余裕な感じになるとか… shkさんのツンツンデレとか…(?) あれ、krshkハマっちゃってんな私…()