ボクはなにかを探してる
探している『ナニか』がなんなのか、どこにあるのかわからないけれど…
ずっと足りない、ボクは満たされない。
そんな想いが漠然とボクの中にあって
でも、キミとであったあの日に、ボクはなぜだかわからないけれど、
ボクの求めていたもの、探していた『ナニか』はキミだったって気がついたんだ。
キミはボクにはないものを全部持ってた。
柔らかい肌、動きと共にふわふわと揺れる髪、くるくると変わる愛らしい表情…
ボクには全部が眩しくて、ボクはキミがほしくなる。
求めていたのはキミなのではないかとボクの心は踊る
そんなことを考えていたら、ボクの視線はキミに注がれていたようで
キミの隣にいるキミの親友とも呼べるようなキミと仲の良い女子にギロリと怖い顔でにらまれてしまった。
まるで
うるさい虫はきれいな、神聖なこの子を汚すな
というような鋭い眼光で。
キミに近づくためにはキミの親友の許可を、信頼を得なければならないようだと気がついてどうしたら良いものかと思考を巡らせる。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!