「なんだこいつ💢」

…あいつとの出会いは，5ヶ月前だ。

5ヶ月前

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俺は，新人社員の山田くんの教育担当者になった。

🐑 お前が山田くんか！俺，針野。よろしくな。

(針野が一方的に肩を組む)

🐺 …はぁ…は…い。あぁ…では……

(針野の手を退け，タンタンと自分の席につく)

🐑 (何なんだよ！💢俺が緊張しないようにしてやったのに…はぁ，は…い…，って俺悪者みたいじゃん…)

あいつの第一印象は，最悪。

まぁ，とか はい…だけ

目を合わせようとしても逸らされる。社内で，イジメ説が出ているほどだった…。

それに，嫌なことにあいつは，仕事は出来るらしい。

あいつが入社して来てから，早１ヶ月…新人なのに営業成績が上がったことから 凄腕の営業人材が集う第一営業部に移動になった。

あいつと離れられると思ったが，第2営業部でエースの俺よりもあいつが先に第1営業部に行ったことに少し苦痛だ。

4ヶ月後(現在)

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…それから，4ヶ月が過ぎた。あいつの話は，噂で聞いたり 第一営業部に届け物をとどけに行った時に見るくらいだった。

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つづく  𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹