テラーノベル
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第3話「作戦」
kz視点
リビングへ足を踏み込むと、賑やかな声が聞こえてきた。
fu「おいりも!!今日の朝食ラーメンってどういうことだ!」
rm「まあまあ、りもちゃんラーメン再来ってことで美味しく頂こうぜッ?☆」
fu「朝から重いな、ッ笑」
sy「えなに?今日の朝食ラーメンなの?笑」
そう言ってしゅうとは隣にいた俺から遠ざかっていく。
fu「お!しゅうととかざね!おはよ!聞いてよりもこんが〜____ 」
rm「なんだよ、てめぇだってさっきから_____ 」
sy「ふふっ笑 なにその話?笑」
ガヤガヤ_____
楽しそうに話す3人を見つめながら俺はテーブルの上に置かれているラーメンを1人で吸い上げて食べる。
いつもなら俺もあの会話に参加しているけれど 今はその気になれない、
ズズズズズッ ( 吸い上げ
furmsy 「!?」
fu「待ってかざねもう食べてんじゃんッ!!」
rm「おいおい抜けがけ禁止だぞ!?」
sy「いーな俺も早く食いたい!!」
口々に喋ったあと、俺の座っているテーブルへと座ってくる3人。
その3人を無視するかのようにラーメンを勢いよく吸い上げる。
…あとでふうりも呼び出さなきゃだな、
sy視点
kz「…ふうはやとりもこん、あとで俺の部屋に来て」
先にラーメンを食い終わったかざねがふうはやとりもこんに声をかける。
fu「ん?なんだぁ?いいけどラーメン食べ終わってからね」
rm「俺もラーメン食い終わったら行くわ〜」
sy「……?」
なんで俺は呼ばれなかったんだろう、、?
ふうりもだけ呼び出しとか滅多にないし、、
そう不思議に思っていたら。
いきなり背後に気配を感じた
sy「ッ?」
すぐさま後ろを向いて確認すると 目の前には綺麗なピンク色のメッシュがゆらゆらとなびいていた。
kz「……俺が言った言葉忘れるんじゃねえぞ、」
sy「…えっ?」
そう耳元で囁かれた後、かざねはすぐにリビングを出ていった。
sy「あッ、待ってかざねッ、!!」
ガチャンッ ( 扉閉
sy「あぁあ、、」
『ふうりもの呼び出し、俺はいなくていいやつなの?』って聞こうと思ったんだけど……
ガックリとしていたら ふうはやとりもこんの視線を感じた。
顔を上げて2人を見ると、2人ともニヤニヤした顔で俺を見ていた
え?今 そんなニヤニヤするほど楽しいことあった、?
…あっ!!💡
もしかしてもうすぐ俺が誕生日だから3人でサプライズ用意してるとかっ?
今日は11月10日。
俺の誕生日まであと12日だ
なるほど、3人でなにか計画してるんだな??
じゃあ俺は関わらない方がいいか。
モヤモヤしていたことがすっかり晴れて 目の前が少し灰色がかっていたのが嘘のように明るく見えた。
3人からのサプライズ、楽しみだなあ♪
fu視点
ラーメンを食べ終わったあと。
俺とりもこんはかざねの部屋に向かった。
rm「失礼するよ〜 ( ガチャッ 」
りもこんを先頭に俺も中へと入る。
kz「お、来たか」
俺たちをずっと待っていたボスのように たたずむ かざね。
なんかかっけえぞ。。
rm「んで、なんで俺らを呼び出したの?」
ボーッとかざねを見つめていたらりもこんが本題へと話をすすめた。
kz「あぁ、、、」
少し迷うような表情をしながら かざねは口を開いた
kz「昨日言ったけれど 俺はしゅうとの事が本格的に好きになって……そのまま今日襲っちゃったんだ、、」
furm「……..ッはあ!?」
kz「自分でもなんで襲ったかはわかんないんだけど…それより」
furm「うん…?」
kz「しゅうとが鈍感すぎて堕とそうとしても意味なかったんだ、」
fu「あーららら、笑」
rm「まあしゅうとは世界一名乗れるくらいの鈍感だからな笑」
kz「でもさ!?おかしくない!?2度も体重ねたって堕ちないんだよ!?」
fu「…….え?」
fu「待って待って俺らそんなの聞いてないぞ!?」
rm「えしゅうとと一線越えてんの…?」
俺らは少し引いた目でかざねを見やる。
かざねは「あ〜」というような顔をしながら俺らに説明してくれた
kz「俺、しゅうとに『せっくす教えて』って頼まれてて…」
furm「はあ?」
kz「1回その通りにしたんだけど しゅうとがまたヤリたいって言い出して….」
furm「はあああっっ!?」
おいおいおい、しゅうともついに壊れちまったのか!?
kz「それで俺は1回目にしゅうとに『またヤろーね』って言われてしゅうとに堕ちて…//」
少し照れたように話してるけど全然内容かわいくないぞ。
てかしゅうともしゅうとだな、たしかにしゅうとが赤面と涙目でそんなこと言ってきたらどんなやつでも堕ちるな、()
謎に納得しながら俺は気になっていたことをかざねに質問をする。
fu「そんで、俺らは何をすればいいの?」
kz「えーっとね、、」
少し にごらせながらかざねは苦笑いで再度口を開いた
kz「俺、しゅうとに本気だから2人も本気で応援して欲しいな、って……」
rm「なんだそんなことか。」
りもこんが厨二病に満ちたような瞳でかざねにこう告げる。
rm「俺らはいつでも全力で応援してるぜ!! なぁ、ふうはや!!」
いきなり名前を呼ばれて俺は動揺する
fu「あッあぁそうだ!!俺ら全力で2人のこと応援してるからな!」
俺もかざねにそう告げると かざねは引きつった笑みを やんわりとゆるめて嬉しそうに笑顔を見せる。
kz「2人とも…!!ありがとう!!」
かざねが笑顔で笑いだした瞬間、少し薄暗かったかざねの部屋がぱあっと明るくなったような気がした
そのまま俺らは かざねの考える『しゅうとの堕とし方』について熱く聞き、リビングへと移動することにした。
その時のかざねは 決意を固めた目をしていてとても輝いていたと思う_________
第3話「作戦」END
予告 : 次の話から本格的に『溺愛』が始まります^_^
あでゅー!!!
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コメント
10件
待ってからな待ってからな!!!!!
すっごい好き…
なんかとんでもないことになっている気が…まぁ気のせいか(((