この、近所にあるお墓は山のふもとににあった。心の中ではとてもビビっていた。夜中の1時に集合にはどうにか間に合った。正輝が「遅いぞ、夏の夜でも結構寒いだぞ。」と文句を僕に言ってきた。「文句を言うなら、誘ってきておいてその言葉はないだろ。次、誘ってきても一緒姉ちゃんを連れてこないぞ。」と言ってやった。そしたら正輝は「そんな事を大声で言うんじゃねいよ。次言ったら殴るぞ。」と言ってきた。姉ちゃんが「二人とも喧嘩しない。警察の人とかが来てうるさくしごかれるから、そんな大声で言い合わない。」と言われた。正輝は、デレデレしながら「はーい。」と言っていてとても気持ち悪かった。僕はそんな事を無視して他の子供達と会話を始めた。ちょっとしてから姉ちゃんが「じゃあ、班決めしようか。おみくじで決めよう。」と言ってきた。姉ちゃんそんなおみくじなんて持ってきてたのかよと思った。その後、おみくじで班を決めた。姉ちゃんと俺、正輝と近所の子、その他の近所の子で、四人組になった。お墓の奥にある桜の木の枝をとってきたら、帰ってくると言う至ってシンプルなものだった。僕と姉ちゃんの組が最後になっていた。正輝達が僕の前の組だった。正輝の組が帰ってきて僕に「全然怖くなかったわ。まぁ、お前だったらちびるかもな。ワハハ。」と言ってきたので黙って腹に一発入れてやったらノックアウトした。姉ちゃんが「景都、やめなさい。正輝君にちゃんと謝りなさい。」と言われたので「はぁ、なんでだよ。あいつが文句言ってくるのが悪いだろ。」と言って僕はささくさとお墓の中に入っていった。姉ちゃんが「景都、待って。おーい。」と言ってついてきた。
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