映画の競演がきっかけで親しくなった風磨君と食事に行った。
「見たよ、大森君。新曲のMV。すごいね。」
「ありがとう。」
「さすがにMVは大森君が考えてるわけじゃないよね?」
「少しは意見出すけどね。今回はうちのチームのこともちゃんと分かってる映像監督さんがやってくれてる。」
「あー、だからか。なんか一人一人の撮り方が違うのにきれいな一つの映像になってるから、よく知ってる人じゃないと撮れないよねあれは。」
「わかるんだ?すごいね。」
「でさ。」
「ん?」
「藤澤君、髪短くなったのいいよね。」
「んん?」
「前の長い時もいいなぁって思ってたんだけど、金髪パーマでなんか海外の絵に出てくる天使っぽいっていうか。」
「んんん?」
「大森君。」
「やだ。」
「いや、まだ何も言ってない。」
「藤澤とプラべで会いたいっていうんでしょ?」
「わかってんじゃんもっきー☆」
「もっき―言うな。駄目、無理。」
「えー。いいじゃん!」
「うちのキーボードって黙って立ってれば芍薬、黙って座ってれば牡丹、黙って歩く姿は百合の花なんだけど、マジ口開いたらイメージ終わる。」
「大丈夫、大丈夫。変なことしないって。先っちょだけ(笑)」
「やだぁー。無理ぃ―。」
風磨君は爆笑した。
「まぁ冗談はさておき、大森君が一目ぼれした相手ってのが興味あるんだよね。」
「・・・ひとめぼれ・・・?」
「言ってたじゃんビジュ先行で選んだって。「金髪で柔らかいお兄ちゃんがいい」って。」
あぁ、そういえばニノさんの番組に出てそういうこと言ったかも。
「まぁ、機会があればセッティングするわ…。」
「頼むね。あ、それと。」
「まだ何か?」
「中島は若井君に会いたいって言ってた☆」
うちのメンバーがアイドルにモテすぎる件について
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