テラーノベル
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カラスバside
テオという男は周りに優しく、自分に厳しい…。
それにチャンピオンにならずに放浪癖がある奴だ。
この街に来てからも周りを助けてばかり……。
そんな奴、居るか?
何か隠してるん?
物は試しや。
カラスバ「ジプソ、テオを見張ってや。」
ジプソ「て、テオ様ですか?アレだけ好印象だったのに??」
カラスバ「だからこそや、調べて何も無ければそれでええ、でもな、もし黒なら俺らが罰せなアカン。」
ジプソ「……畏まりました。」
本当は……、テオに何も無いのを期待している…、嫌、期待したい。
数ヶ月後
ジプソ「カラスバ様ッ!!」
カラスバ「何やそんなに急いで……。」
ジプソ「…、頼まれていたテオ様の事ですが……。」
カラスバ「!なんや何か分かったんかッ!?」
ジプソ「……、闇市の人間と……、接触しておりました……。」
は?あないに太陽な奴が??闇市と…??
カラスバ「……、連れて来い、息がありゃ何でもええ、連れて来いッ!!」
テオside
何か悪寒がするなぁ?
バブ「ギル?」
テオ『はは、どうした?バブちゃん?』
俺の足に必死に抱きついて来て……もぉ、可愛いんだから♡
テオ『ん?どうした?お前らサビ組だよな?』
サビ組「…失礼なのは知ってます……、闇市でテオ様が出入れしてるのが分かりまして……、我々に着いてきてもらって良いでしょうか…。」
あぁ、そうゆう事……。
テオ『バブちゃんはボールに戻ろうか。』
俺はバブちゃんをボールに戻してサビ組と目を合わせる。
テオ『わかった、連れてけ。』
inサビ組
サビ組「カラスバ様、お連れしました。」
カラスバ「おん、逃げることも無くよぉ来たわ。」
テオ『……。 』
カラスバ「何で呼ばれたか分かるか?」
テオ『……、闇市か?』
カラスバ「何や知っとんのかい、なら尚更知っとるはずやろ?アソコは合法やない、犯罪組織や……、何でお前さんがそこに居たんや!」
テオside
はぁ、ピリピリしちゃって……。
裏仕事してんのに全然把握出来てないじゃん。
テオ『……俺も用事があったんだ、闇市について。』
カラスバ「その用事って何や?」
テオ『言えない。』
カラスバ「言えない理由は何や。」
テオ『話せない。』
カラスバside
腹立つッ!コイツはどれだけ俺を侮辱する気やッ!!
テオ『逆に聞きたい、闇市が悪いのが分かる、でも、何故俺を調べていたんだ?』
カラスバ「お前の行動が可笑しかったに決まってんやろ!」
テオ『闇市に行った俺が何をしたとか、知ってんのか?』
カラスバ「…そ、それは。」
テオ『……はぁ。なぁんにも知らん奴は黙ってて貰っていいか?俺は俺のやることをする。ちゃんと調べてないで噂だけ鵜呑みにするのは良くねぇよ?』
テオはそのまま事務所を出て行った。
カラスバ「……、一理あるわ……、最悪やなぁ俺は……。」
コメント
1件
小鳥遊さん、124話読みました! カラスバの「調べて何もなければそれでいい、でも黒なら罰せなアカン」って心情、すごくリアルでした。自分の直感を信じたいけど疑念も捨てきれない…その揺れ動きが伝わってきました。 そしてテオの「ちゃんと調べてないで噂だけ鵜呑みにするのは良くねぇよ?」は、カラスバにグサッときたでしょうね。最後の「最悪やなぁ俺は…」でカラスバ自身も気づき始めた感じがして、続きが気になります!
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