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次の日
「ふぁ〜なんか夢見てたけど人間でいる時間を減らす?よく分かんないけどまぁいっか今日も働くぞー!」

その日からちょっとずつ体に異変が起こりはじめた。


みんなの声が聞き取りづらくなった

手に力が入らなくなってよく物を落とす様になった

目が霞む事が増えて治療が満足に出来なくなった


夢であの女の人が言ってた事は本当の様だ。

取り敢えずこれ以上寿命を削らない様に

がみともは1人の時は兎でいる事、病院への出勤を週3から週1に帰る事にした。


「多分もってあと1年かな〜救急隊の皆んなに迷惑かけない様に出勤日減らしたけどやっぱり会いたいよな

…あっ!良い事思いついた!」


がみともはそう言うと兎の姿のまま病院に向かった。

そして病院に入るとその日出勤していたとりもも堂やおさよつ、ぷぅ、イロハ達が居た。

病院に入ってきた兎に気づいたましろが「がみとも君!」と近寄ってきた。


「!?」

名前を呼ばれたがみともは『え?バレた!?』と驚くが

その後の鳥野の言葉に安心した。


「ましろさ〜兎を見る度にがみとも君って呼ぶのやめてくれん?笑

本当にがみとも君が出勤して来たと思うやん笑」


などと会話をしており、がみともは

『あっ笑、兎見る度に俺の名前呼ぶんだ笑』

少し嬉しい気持ちになった。


「だって鳥野さん最近がみとも君の出勤が少ないじゃないですか、だから兎になって会いに来たのかなーって

しかもこの今来た兎、頭の毛が赤くてがみとも君に似てません?」と言いながらましろは兎を抱き上げた。


その兎の容姿を見てみると真っ白な毛に頭だけ赤くなっている。他の救急隊の皆んなもその兎を見ると、確かにと言いながらその兎を撫ではじめた。

がみともは『俺そんな姿のしてたのか、頭が赤色は予想してなかったわ』と思いながら頭を撫でられていた。


そんな事をしばらくしていると忙しくなってきたのか

ましろは兎を下ろした。

下ろされたがみともは皆んながバタバタしているのを見て

『忙しそうなら今日はこのまま帰るかー明日は水曜日だから明日は出勤しよーっと』そう思いながら

がみともは病院を離れた。


「んー兎になって病院に行くのもありだなあそこの皆んなは優しいから雑に扱われる事もないだろうし…また撫でられるのも良いな、あとやっぱり俺が出勤日数減ってるのバレてるなーまぁでもそれはしょうがないか」と言いながらこの日は寝た。


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