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次の日
「今日は病院出勤!行くか!」
そしてがみともは出勤した。他の救急隊に迷惑をかけない様に大型には行かずダウンした警察や怪我をした人の治療に専念した。また大型以外の近い場所への救助には極力行く事にした。
2時間ぐらい出勤したあと病院も落ち着いた為街ブラをしようと思い病院を退勤して街ブラに出かけ色んな人と話したり交流しながら楽しんだ。
そしてまた兎の姿になり病院に向かった。
近づくと救急隊が会話してるのが聞こえた。
「そういえば最近がみとも君おかしくないですか?」
「がみーが?そうか?今日も普通な気がしたけど」
「今まで大型とか救助とかも積極的に行っていたのに最近は病院に来た人の治療や連れてこられた警察の蘇生のみ時々救助にも行くけど近場だけみたいですし…それにこの前何回呼んでも返事が来なかった事もあります。その時はなんか考え事してたのかな?とも思ったんですけど最近結構それが多くて心配なんですよね」
「あー確かに、この前がみとも君救急バック落としてたなー
そん時はたまたまだとも思ったんやけど、今日も急に力が抜けたかの様に物落としてたもんな」
「それならがみとも先輩目に何か入ったとかで魚変わって?って言われました。」
「それ今日がみーに俺言われたな、でもがみーも疲れてるだけかもしれないしな!少し休ませてあげても良いかもな!」
という会話がおこなわれた。それを聞いていたがみともは静かにその場を離れ『あーそこまでバレてるのかーでも今の所疲れてるからって思ってくれているみたいだからこのまま週1出勤は続けて他の日は兎で皆んなの近くにいよう。いつまで会えるか分からないし…』
そしてそんな日を続けていたがみともはその日も兎の姿で病院に向かっていた。ほぼ毎日の様に病院に行っていた為救急隊の皆んなも近づいた瞬間に気づきいつもの様にましろが抱き上げた救急隊の集まっている所に運ばれていつもの様に皆んなに撫でられながら話を聞いていた。
「そういえばもう少しでがみとも君の誕生日ですね。」
「確かに!がみーももう2歳か!早いな!」
「今年は何をあげましょうかね?去年乗り物沢山貰っていたので今年は乗り物はダメですよね」
「がみともちゃんなら何でも喜んでくれそうだけど
んーToyでクリームソーダ作るとか良いんじゃないですか?
後はまだクリームソーダの売ってない飲食店でがみともちゃんと交流のある所とか!」
「それならももあ、らぴすぴにクリームソーダ作ってくれないか聞いてみます!」
「あらももみ、それ良い考えね、お花屋さんはあるけどがみとも君用に新しく考えてみようかしら?」
着実にがみともの誕生日のプレゼントが考えられていた。
『んーこれって俺聞いていて良いのかな?笑
まぁ今は兎だしバレてないからいっか、2歳の誕生日まで保つか分からないし…」
そしてちょっとずつがみともの寿命は短くなっていた。
最近は身体も弱ってきたのか風邪気味だ。
その為中々病院に出勤できなくなっていたまた兎の姿でも病院に行ける日数が減ってきた。
『そろそろ、色々準備しないとな』と思いながら皆んなに手紙を書きはじめた。
「うわーこう考えると俺色んな人と仲良くなってたんだなー何枚書かないといけないんだ?笑」
今までにあった事を思い出しながら手紙を書いていった。