この作品はいかがでしたか?
39
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・冴凛
・不穏
・自傷表現が含まれます
・キャラ崩壊注意
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「この国をのサッカー変えるのは_
潔世一。あのエゴイストなのかもしれない。」
U_20日本代表vsブルーロックの試合が終わった。
潔に負けたから。
俺は要らない欠陥品にまた戻って。
兄ちゃんは俺なんか 眼中にも居ないってこと
…思い知らされた
切り捨てた過去なのに、あの雪の日から成長していない自分が嫌になる。
俺のこともっと見てよ。兄ちゃん
もし ブルーロックがなかったら こんな気持ちにならなかったのかな
もし あの雪の日がなかったらまだ仲のいい兄弟でいられたかな
もし 兄ちゃんがレ・アールにスカウトされてなかったらどうなってた?
もし サッカーなんてやってなかったら…
兄ちゃんは子供の頃と同じように、俺のこと見てくれて、優しくて、かっこいいままだったのかな…
うるさい。そんな事考えたって意味ないから…バカ
そんなことを休憩室でぼーっと考えていると、潔が俺に何かを言いたそうに戻ってくる。
「…凛… 」
そっと潔を見る。
言葉を選んでいるのか。
「絵心の言うとおりお前がいなきゃ俺のゴールは…。」
べらべら べらべらこいつは うるせえ。
…何も知らないくせに。知ったフリすんなよ。
「…あれは俺とお前のゴールだ」
…兄ちゃんはお前を選んだ。
俺のことを憐れむな。
だまれよ。だまれだまれだまれ。
「…うっせえ… 死ねよ潔…」
「もうお前だけは許さねぇから…」
気がついたら、こんな言葉が出ていた。
…そんなこと言いたくないのに_
「今この瞬間からお前はおれのライバルだ」
何言ってんだ。俺…
「ああ…やってみろ」
潔はそう言うと、立ち去った。
はぁ…
兄ちゃん。
兄ちゃん。兄ちゃん。
どうしたらおれのこと見てくれるのかな。
潔なんかより、もっと。
ーーー兄ちゃんは子供の頃と同じように、俺のこと見てくれて、優しくて、かっこよかったのかな。ー
さっき考えてたことが頭をよぎる。
!!
そっ、か。
子供の頃と同じように、したら…見てくれる。
分かった。
コメント
1件
いいと思います!!!(大音量)