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28
けだま15号🍓🐾໊
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#通りゃんせ
桜城
46
榎本くもり
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「あれ、穴あるよ」
「あっ、え、本当じゃん」
「どこで落とした?」
「えっ?知らんし」
「とりま、来た道戻るか」────────────────────
「あったー?」
「なーい」
「えーどうする? このままじゃ」
「もう良くない?」
「あ、そんな執着ない感じ?」
「うん。全然」
「えーじゃあ、いっか?」
「いいよ」
「えーでも意外」
「なんで?」
「いやだってさ、こんなに早く同じになれるなんて思ってなかったから」
「だってさ、悪いの来るんでしょ?」
「来るっぽい」
「泣いちゃう」
「多分……」
「なら、一緒がいいよ」
「えー好きになっちゃうっ♡」
「あははっ」
────────────────────
石を重ねます。崩れます。石を重ねます。崩れます。迎えが来ました。連れて行かれました。仏の顔した鬼が私たちを引き裂きました。私たちはそいつが大嫌いです。
コメント
1件
あー、これ、めっちゃ好きなやつだわ......! 最初はふわっとした日常会話かと思ってたのに、読んでるうちにじわじわと不穏な空気が滲んでくる感じがたまらん。「悪いの来るんでしょ?」「一緒がいいよ」からのラストの「仏の顔した鬼が私たちを引き裂きました」——ここで一気に世界観が反転するような衝撃だった。 「ずっと一緒だったのに」ってタイトルの切なさ、第3話にしてめっちゃ刺さった。これは続き読みたい。更新楽しみにしてる🔥