side:ソル
なんだかんだで今日はみるくもいない完全に一人の休日。
そう…
かなり暇。かなーり暇である。
ソル(あー暇だけどやる事も思いつかん…)
ちなみに店長アーラルドもいない。(2話をみたら大体察します)
ソル(モ◯ハンやりたいけど今うるさいのはごめんだし、課題は全部終わったし)
よし、兄貴に電話をかけよう
そう!ソル君には兄の『アル』がいる!とーってもブラコンな兄が…
ソル(まぁ兄貴いたら嫌でも暇ではなくなるだろ)
やめといた方がいいと思う自分もいるが連絡先からアルのネームを探し電話をかける
【プルルルルル…】
アル「どーしたの?俺の可愛いまいぶらざー?」
ソル「変な呼び方やめろ」
なんか似たようなやり取り昨日にもあった気が…(そうだよ)
アル「塩対応も愛せる…好き…結婚しよう安心して嫁いでおいで」
ソル「却下」
アル「ウエディングドレス準備済みだよ」
ソル「おい…」
相変わらずのブラコン兄貴。マジでキモイぐらいにはブラコンだが暇な時にはそれなりの話し相手にはなる。
ちなみにだけど兄貴は俺の学園(高校)の3年で生徒会長でクールなイメージが強め。けど俺の前ではゲロ甘のブラコンクソ兄貴。
なんかもう笑えてくる…(あと俺どっちかと言うとタキシードなのでは?)
ソル「兄貴って今どこ?」
アル「え?ソルきゅんが僕を求めてるなら秒速1億kmで来るよ?」
ソル「まぁ…暇だから一緒にお昼でもどうかなーって思って」
まぁなんだかんだでソルも兄が嫌いな訳ではないのだ。一人暮らしではなかなか身内に会う機会もないため、当然と言えば当然だ。
アル「喜んで逝かせて頂きます」
ソル「逝くな」
〜その後〜
てことで兄貴と待ち合わせ。俺は10分前行動を大切にしているので状況的には兄を待っている。
何かと忙しい奴なので来るかは定かではないが、まぁそれなりの期待はしておこう。
モブ「君ってソル君?」
何か来た(?)。顔もしらない奴から声かけられる時なんて大体ろくでもない事なんだけどなぁ
ソル「んーあーはい?そうっすけど…」
モブ「じゃあ僕と…___」
何か言いかけた瞬間俺達の目の前で音もなく現れた誰か___
アマテ「はぁーい?触んなー?クソガキ?ソル君に触れていいのは俺だけなんだよ〜」
いや兄貴じゃないんかい‼︎
心の中で思いっきりツッコんでしまった…でもなんでここに?兄貴が来るはずじゃ…
モブ「お前っ…あの学園の…じゃ、じゃあ俺はこれで!逃げるが勝ち!」
何だったんだあいつ…
ソル「アマテ…?なんでここに??」
来た人物…こいつはアマテ。(主が落書きで描いた学園の奴に出てきた子です)俺の同級生で、学園でトップの不良でもある。
アマテ「ソルの気配をこっちから感じたから来た!」
ソル「え…怖…」
アマテ「やめてよ!?」
いや引くだろと思いながらも本題を忘れてはいけないと思い、兄ではなくアマテが来た理由を聞く。
ソル「てかなんで兄貴じゃなくてアマテが来てんだ?」
アマテ「んーあーそれはね〜…」
何だか嫌な予感がする…
アマテ「羨ましかったから会長(アル)生徒会室に閉じ込めてきて代わりに来たから!」
??????
ソル「…え、はぁぁぁぁぁ!?何やってんの!?」
アマテ「てへぺろ⭐︎」
ソル「いやそれで済まそうとすんな…」
男のくせにてへぺろしてもちょっと許せるのはアマテの顔がいいからだろう。無駄に整った顔しやがって…
ソル「ま、兄貴これなくなった訳だし…昼食、一緒に行こうぜ」
アマテ「よっしゃー!」
ソル「あ、兄貴閉じ込めたから全部アマテの奢りね。俺あえて高いの選ぶから覚悟しときなよ」
アマテ「いや俺今金欠なんだが!?」
ーーーその後アマテの奢りで食べた昼食は最近食べた何よりも美味しかったそうーーー
おしまい
コメント
2件
ブラコン、クール、、、ギャップがめった好き