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「見てーこの顔作った面白くない?」
「なにそれw面白いんだけどw」
最初は楽しかった。
いつでも2人で、笑顔で楽しくやってた
なのに笑うたびに辛くなってる自分。
なんでなんだ?ずっと気になってた。
でも知ってしまった瞬間、私は絶望した
笑顔、お前と笑っていることをいーや、
友達でいることを利用して、一緒にいる
口実を作ったりしてたんだ。”自分”では
そう思っていた。
お前は、自分と一緒にいることを楽しく思ってくれている。でも自分はどうだ?
また会えた。嬉しいな特別になりたい。
そう思ってた、もしかして自分、お前のことが好きなんじゃないか…?
お前の気持ちを踏み潰して、まで私は、
お前と一緒にいたかったのか?
嫌だな…そんなの…蓋を閉じよう。
そんなことを思って悩んでた次の日、
「今日みんなで遊びに行かねぇか!」
良いねー!いいんじゃね?意見が一致。
でも自分は素直に喜べなかったみんな?
嫌だよ。私とだけで良いじゃん。
「あれ、お前は?」聞かれてしまった。
「良いんじゃ..ないかな!」ここまできたらそう答えるしかなかった。
「もしかして遥、悩んでるか?」
聞かれてしまった。まさかバレたのかと思った、正直期待してしまった罪悪感。
「えっ..いやそんな訳ないじゃんもう!
心配性だなー気にしなくていいって!」
誤魔化した必死に必死にバレたくなくて
「じゃあ行こうぜ!」そう言って腕を、
引っ張られた。カラオケに行った。
みんな楽しそうにしているが私はいや、自分は違った、やっぱり考えてしまう
2人で来れたら..どんだけ楽しいだろう
嗚呼…もう帰りたい、こんな自分見せたくない。そんな時自分の歌う番が来た。
「楽しみだなー!遥の声!」そう言って
楽しそうに自分.遥という名前を呼んで
笑顔にする、この笑顔を自分にだけ見せてくれる日がくるかな…。
やっぱり考えてしまうもうだめだ。無理
相棒心友友達の気持ちを踏みにじって最低じゃないか..自分にここにいる価値はあるのかな?そう思うと泣けてくる。
でもそんな私の顔を見てモブはからかう
「なんだよ、遥らしくねぇじゃねぇか!
女みてぇな顔しやがって!」
こんな軽いからかいだったが私には凄く響いた。刺さった。貫いた。抜けた。
自分はその場で泣いてしまった。
「…そうだよね…気持ち悪いよね」
そう言い残して走ってしまった。
外に出て帰ろうとしてた頃、誰かに腕を掴まれた、びっくりしてふりかえるとね
「急に帰んなよ!びっくりするだろ!
気持ち悪くもねぇし!」そう叫ばれた。私の心友相棒友達の葵空は言う。
なんでそんなはっきりと言えるの?自分の気持ちなんてわかんないくせに。
「自分の気持ち知らないから言えるんだよ!!そんなこと!」思ってたことを言えた。でも引かれるのは知ってた。
「知らないよ、遥の気持ちなんて。でも
これからも遥と一緒に居たいから俺は、聞くんだよ。話して欲しい」
そんなことを言われたら話してしまうに決まっている。葵空ならわかってくれる
「知らないよ…自分も。ただ言えることは葵空のことが好き、それだけ」
「そんなことか」自分に取っては重要なのにな、簡単にそんなことか。か…
「俺も好きだよ、ずっと前から。」
そうだったんだ…ごめんねってえ?
両思い?すごくドキドキした。嬉しかった、びっくりもあったけど。私いや自分の顔はすごく紅かっただろう。そのあとこう言われたことは忘れない、
「顔赤いぞ?かわいいな女の子みたい」そうからかわれて笑われたことは一生の思い出として残るだろう。大人になってもこの頃ことを思い出す、そのことを今の葵空に話すと懐かしいなと笑われてしまった今日も明日も明後日も君とずっと笑っていられると良いなと願う、そんな
ことを思う今の遥なのであった。
ずっとそばに居て笑い合おうね。
もちろんだよ、今も笑い合っていこう。
同性愛。
主から、本当に主人公の遥は女の子だったのだろうか?遥は果たして葵空と相棒のように思っていたのだろうか?
真実は遥と葵空にしかわからない。