少し湿っぽい日だった。起きるのが憂鬱になるような、そんな日。が、隣から聞こえた「んん…」という自分の日常からは聞こえるはずのない声が聞こえたことにより、段々と脳が覚醒してくる。
いや待て、そもそもここはどこや。自分の寝室やないことは分かる。あかん、昨日のこと全然覚えとらん…。
「なんだ保科、起きてたのか」
「…鳴海、隊長…?」
「あ?」
…は!?はぁ!?!?待て待て待て、なんで鳴海隊長がおるん!?え、でも鳴海隊長がおるってことは、ここは鳴海隊長の部屋か、?
…いや、そんなことより!!
「なんっで服着てないん!?」
「なんでって…もしかしておまえ、昨日のこと覚えてないのか?」
「きの、う…?」
ちょお待って、ほんまにどういうこと???てか僕も服着てないなんてこと…
恐る恐る掛け布団をめくる。
「あかん、履いとらん…」
「…ほんとに覚えてないんだな」
「昨日はあんなに可愛く鳴いてたくせに笑」
「…はぁッ!?」
僕が?可愛く鳴いてたやと?!んなわけあるかい!
「ボクのでいっぱいいっぱいになりながら『もっとぉ』とか言ってきたのは」
「一体、どこの保科だったかなァ?笑」
「…〜ッ!!!!////」
…そうや、思い出した。僕は─
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