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「ただいま!」そう言いながら家のドアを開けてお母さんに抱きついた。私は心の中で良かったお母さんがいたとホッとした。いつもは抱きついたりなどはしないが仕方ない。お母さんと会うのはとても久しぶりで、気付かなかったが顔を合わせた途端とても恋しくなってしまった。そしてお母さんにどんな事があったか話した。お母さんは私に危ない事をしてほしく無さそうだったがこれは譲れない。友達を救うためだ。「ごめん」私はこれしかいえなかった。お母さんは開き直ったのか、「貴方はそういう子よね」と諦めたように笑っていた。そしてお母さんは混乱したように続けた。「まさか、貴方の言ってた事が本当だったなんて」お母さんは驚いた表情で言っていた。
「とりあえず私そろそろ寝るよ」私は明日から学校だ。今日はしっかり休んで寝よう。そう思った。朝だ。今の時間は……7時30分……「30分?!」
急いで階段を降りて私はお母さんにこういった。
「何で起こしてくれないの!遅刻するでしょ!」と
するとお母さんは言い返すように
「起こしたわよ!2度も」と呆れたように言われた。そっか起こされたのか。ぼんやりと起こされたような記憶はあるんだよな……と思い、何も言えなかった。とりあえず急いで家をでて叫んだ「いってきまーす」
見慣れたはずの道が今日はやけに綺麗に見えた。それもそのはず、最近はずっと海の中にいて青と緑の世界の中にいたのだから。今日は色々と楽しいだろうなと思いながらダッシュで学校に向かった。学校について同じクラスメイトの友達に
「おはよう」と笑顔で言った。すると
「新学期早々遅刻しかけとは流石だねぇー」と笑われてしまった。私も
「いやーわざとではないんだけどねぇー」と言って笑った。すぐにチャイムが鳴り、朝のHRが始まった。ボーッとしていて話を聞いてなかったけど確か夏休みの出来事を先生が楽しそうに話していたような気がする。個人的には先生の釣りの話なんてあまり興味が無い。授業は思ったよりすぐに終わり、いつの間にか昼休みになっていた。お弁当を出そうとしたら鞄の中にお弁当の姿がないのに気づいて
「うっわ、やらかしたわ」とボソッと言い、友達に近づいて私は言った。
「お弁当がない……」すると友達は
「えー?どうすんの?私の少しあげるよ。」
「神様や!」私は友達に少し貰ってどうにか後半も過ごした。
放課後になり、図書室で少し休んで家に帰った。本当にいつも通りの生活に戻ったんだと改めて実感した。家に入り手を洗って急いで自分の部屋に行き、パソコンを開いた。今日も水族館について調べるぞ。と気合いを入れて新しく建てる予定の水族館を探した。
「嘘でしょ」私は目を疑った。まさか同時期に水族館の建設が決定している所が後2ヶ所もあるだなんて……