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やばい大変だ。まさか全部で3ヶ所もあるだなんて、でも全部建物が建つまで待ってたら凄い時間がかかる。どうしよう。頭の中がぐるぐるする。もしバラバラに移動してたら救えるのはたったの1ヶ所分だけ……でもそこに皆の親がいるなんて保証もない、1人で考えてもキリがないと思い、一度皆に相談する事にした。「第1回!会議を始めます!……」そう言うと皆キョトンとした顔でこちらを見ていた。そっか…この子達会議の概念無いのかも。そう思った私はまず、会議の意味を教えた。意味を知ったイルカ達は目を輝かせて言った。
「かっこいい!会議って急に言うから何だと思った。そんなかっこいい言葉があるんだね!」やばいこのままじゃ話が進まない。私は急いで話題を切り替えようと思い、
「……と、言うわけでいったいどうすればいいかを皆で考えよう。」急に話題を変えたが、皆大丈夫だろうか。そう考えているとクラゲ達が
「皆何処に居るんだろうね」と言って普通に着いてきてくれていた。
「あの後仲間を数人見つけたんだ。今はその秘密基地でゆっくりしてもらってるよ」とイルカの報告を受け、私は少しホッとした。
「良かった。やっぱり逃げきれていた人達もいたんだね。」と言った。思ったのだが、イルカ達はどうやって移動したのだろうか。やはり何処かに待機場所があるのではないか。私は恐る恐る3人に聴いた。
「ちなみに思い出したく無いだろうけど3人はあの水族館に行く前は何処に閉じ込められてたの?」そう言うとクラゲ達が反応してくれた。
「暗くてあまりよく分からないけど、ずっと誰も居ない建物に放置されたね」そう聞いた私は続けて質問をした。
「そこから水族館に運ばれた時どのぐらいかかった?」クラゲ達は顔を見合わせて考えていた。するとイルカが言った。
「ついたのはほんの一瞬だったよ……でも一度あの水槽に入れられると内からは何も出来ないんだ。
私たちがあの水槽からでられたのはもうほとんど力が残って無かったからだと思う……」私は続けて言った
「って事は近くの空き家とか、かなぁ?」と言って秘密基地の入口を見ると真っ暗で驚いた私は言った。
「今日はもう暗いから一度解散してまた一週間後にここで会議をしよう。その間に5人は仲間探しと、街の開拓をして戻ってきた皆が暮らせる場所の確保をするのはどう?」
「賛成だよ!」皆賛成してくれた。まだ幼い双子はもうぐっすり寝ていた。普通に和んだ。
「じゃあ私はもう少し情報を掴んでみるよ!」そう言って私は家に戻して貰った。
私はこの時なんか凄く秘密組織みたいでかっこいいと感じた。我ながら厨二病という病気は健在だったか……と少し呆れた。
そして私は学校が終わったあとは急いで家に帰ってパソコンと睨めっこする日が続いた。
「だいたい此処ら辺のはず……」
約束の一週間後には1つだけだが目星をつけていた。でもそれの確認をどうやってするかどうか…
その事を考えながらいつも通り合図を送り会議へ向かった。
「第2回!会議を始めます!」そう言ってノリノリに始めたのはクラゲ達だった。相当会議という言葉が気に入って居るらしい。笑いを堪えながら私は報告した。
「だからここら辺に空き家が固まってるのがわかったんだけれど……どうやって確認するか。」と言うとイルカが言った。
「遠目からでもいいなら雨が降った次の日に私たちがこっそり確認しようか?」この言葉には驚いた危険があるのに平気な顔で提案してくるなんて、私は動揺を隠せないまま言った。
「でももし見つかったら凄く危ないんだよ?ほんとに大丈夫?」そう言うとイルカが真剣な顔で
「頑張ってみるよ、」と、言った。
そうしてその日の会議は終わった。私は次の会議までにどうやって助けるかを考えることにした。
会議の日になった。頑張って調べて見たが全く思いつかなかった。
「ごめんね。助けるための方法が1つも思いつかなかったや。」私は落ち込んだ様子でみんなに言った。
「仕方ないよ難しい事だから」とフォローしてくれたのはクラゲ達だった。そこからしばらく沈黙が続き、私は何か意見を言わないと、と焦った結果
「いっその事壊してみるのはどうかな(笑)」と血迷った事を言ってやってしまった……と思った。5人ともそれを聞いた時キョトンとしていた。
いや頑張って振り絞ったんだ。何か言って欲しいんだけど……と焦っていたらクラゲの2人が
「いいじゃないか。ヒーローみたいで!」
「ドーン!と現れて思いっきり水槽割つけたらいい!」
2人は相当水槽に恨みがあるのかとっても笑顔で答えた。
「因みにそっちはどうだった?皆いた?」
「うん、何人捕まってるかは分からないけど居たよ。」
さて、どうしようか……
まずは助けてみて、何人捕まってるのかを聞いた方がいいか。それとも捕まってる方向でもう何ヶ所か調べるべきか……
「とりあえず急いで助けよう。」
金のイルカが私の心を読んだかのようにそう答えた。皆やる気があるようで、後ろに炎が見える様な気が……