テラーノベル
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そろそろ育てていたコスモスが咲きそうです。
今、つぼみなんですよねー。
🐤目線
注意
誤字あるかもです
パクリ❌
🐤女体化
色分け
地雷の方はサヨナラ
カランッ カラン
ドアを開けると中はレトロな雰囲気で
心地のよい音楽が流れていた。
「いらっしゃいませ。」
透き通った低くて少し高い声が迎え入れてくれた。
店内は客が居なく、ひとりポツンとカウンター席に座った。
「お客さん、はじめてですよね?」
「はい…知人にここのバーがおすすめだって言われて…。」
話しかけてくれたバーテンダーの人の目は桃色で優しい色をしていた。
ピアスを数ヶ所つけていていたが、ヤンキーっぽさは無く、
むしろ優しい人だと一目見てわかった。
「お酒、何にします?」
「えっと…そこまでお酒強くなくて…甘いやつのおすすめってありますか?」
バーテンダーは少し考えると後ろの棚から
黒く、黄色のラベルが張ってある瓶を手に取った。
「カルーアミルクがおすすめですね。コーヒーリキュールを牛乳で割ったものです。」
バーテンダーは自分に瓶を見せながら説明してくれた。
「あ、じゃあそれでお願いします。」
「かしこまりました。」
手慣れた手付きでお酒を作っていくバーテンダーの顔を
よく見てみると、整った顔をしていた。
「お客さん、お名前何て言うんですか?」
「赤羽 鈴(あかばね すず)っていいます。」
「へぇ、俺は乾 ないこっていいます。」
『乾 ないこ』今回のターゲットだ。
兄貴から貰った資料によると、このターゲットの親の居場所が行方不明らしい。
今、その親の居場所を知っているのはこのターゲットだけだそうだ。
ターゲットから親の居場所を聞き出し、ターゲットは始末しろ だそうだ。
まずは親しい関係になって親のことを聞き出せる仲になるのが最優先だ。
「赤羽さんは何のお仕事されてるんですか?」
「音楽関係の仕事やってます。」
「え、歌ったりするんですか?」
「んー、まぁ少しだけ。専門は作曲とかですけど。」
バーに来る前に考えていた嘘を話す。名前も職業も全て嘘だ。
でも少し事実を混ぜる。そうするとスラスラと話すことができるから。
実際に自分はギターを弾けるし、作曲もできる。歌も歌える。
「さ、どうぞ。」
「いただきます…。」
ターゲットが出してくれたグラスに口をつける。
しっかり毒が盛られていなかも確認した。
そして私は‘赤羽 鈴’としてこのバーに通った。
______________________________
「へぇー。結構、鈴さんって社交的っぽく思えますけど。」
「いや…よく暗いとか、無愛想って言われます。」
「えー?そんなこと無いと思うけどなー。」
このバーに通い続けて1ヶ月。
‘赤羽 鈴’として通っていたのか、‘りうら’として通っていたのか
わからなくなってきた頃だった。
自分が話すことが‘嘘ではなく、りうら’のことが多くなってきていたからだ。
「どんなところが暗いって言われるんですか?」
「んー…育ててくれた兄が言うには、無口なところなんじゃないかって。」
「鈴さん、結構僕には話していくれますけど。」
「それはないこさんが聞き上手だからじゃないですか?」
‘りうら’が人に無愛想と言われるのは本当のことだ。
ほとけっちと初兎ちゃんにはじめて会ったとき、
「喋らない」「暗い子」だと言われた。
でも当時は兄貴に拾ってもらってすぐだったので仕方はないと思う。
親に捨てられてからはすぐに人を信じることはできないだろう。
沢山の話しを聞いてもらった。本当に沢山のことを。
ないこさんはうなずいて、ゆっくり相談にのってくれた。
______________________________
「あれ?鈴さん。」
「えっ?ないこさん。」
「え、誰々っ?彼氏っ?」
バーに通い続けて3ヶ月。
初兎ちゃんと買い出し中にたまたまないこさんと会ってしまった。
「雪、私が通ってるバーの店員さん。」
「ほぇー…イケメェーン…あ、僕、水無瀬 雪っていいます。」
「乾 ないこです。」
初兎ちゃんはこの人が今のりうらの任務のターゲットということを察してくれたらしい。
素早くスイッチを切り替えて、偽名で自己紹介をできる初兎ちゃんは本当にすごいと思う。
「鈴さんと雪さんは、どういう関係なんですか?」
「私の兄の…親友…ってところですかね。」
「…親友…」
初兎ちゃんが少し寂しそうな目をした。
初兎ちゃんが兄貴の親友ってことは変わりはないが、
初兎ちゃんは兄貴の恋人になりたいとずっと言っている。
「まだ告白してないでしょ。」
「いつかするんやもん…//」
「え、恋してるんですか?」
「くっ…//」
少し話した後、ないこさんと分かれた。
裏路地に入り、初兎ちゃんとりうらのスイッチが切れる。
「りうら、いくらなんでも事実を言いすぎや。」
「…その方が話しやすい。」
「それでも俺らは人間を殺す立場や。そんなベラベラ事実を話すんやない。」
「初兎ちゃんが兄貴に恋心抱いてること、言われてムカついてんの?」
ゴンッ
初兎ちゃんに頭を軽く殴られた。恥ずかしいのだろう。
でも確かにりうらはここ数ヶ月、ないこさんに事実を話しすぎなのかもしれない。
なぜ、そんなに事実をないこさんに言ってしまうのか。
この時、自分でもそれがわからなかった。
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ガラス
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コメント
2件
裏話 🐤ちゃんが使っていた偽名の‘赤羽 鈴’という名前にはちゃんと由来があります。 名字の‘赤’はメンカラ。‘羽’は🐤ちゃんのオリ曲に羽の描写があったから。 ‘鈴’という名前は、🍣くんが出してくれたお酒のカルーアミルクと一緒の「イタズラ好き」という意味をもつ、オキナワスズメウリからとっています。 ちなみに🐇ちゃんの使っていた偽名は意味は特にありません。 なんとなくで考えました。
やッばい神作発見!!!!!!!!初コメ失礼します!!!!!!🫶🏿💗💗本当に応援!!!!!なんか言葉選びが綺麗でほんと素晴らしいですほんと💋💋💋💋💋💋