この作品は二次創作であり、本編とは一切と関わりはありません。
この作品はゲームブック方式で進みます。
自身の選択肢によって、あなたの物語が変わります。ですが気をつけてください、あなたの選択によっては悲しい結果となる可能性もあります。気をつけて行動を選択しましょう。
セレクター「…これいいな…」
セレクターは本を読んでいる。
ハンス「よっす…ってまた見てんのか?」
セレクター「あぁ…そうだけど…」
ハンス「俺にはあんまわかんねえけど、それ見て色々買うもんとかあるのか?」
セレクター「結構あるよ、例えばこれとかさ…」
今見ていた本をハンスに見せた。
ハンス「おぉ、中々綺麗なもんだな…」
セレクター「でしょ?この12ページのやつとか…」
ハンス「おっと…授業の時間だな」
セレクター「…ホントだ」
ハンス「遅れちまうから早く行くぞ」
セレクター「うん…」
セレクター「…」
昨日気になる本を読むのに夢中になりすぎてあんまり寝れていない…
全員授業でみんな気づいてないな…今なら…
いやでも、授業中に寝るのは…
1.気合で起きる
2.このまま寝る
いや!寝ちゃダメだ!
このまま寝たらFとっちゃいそうだし
でも家に帰ったらすぐ寝よう…
…ちょっとぐらいなら寝てもいいよね?
このまま…ちょっとだけ…眠ろう…
ミスサークル「クレア!!!」
突然、サークル先生が声を上げた。
セレクター「?!」
大きな声で眠気と睡魔が吹き飛んだ…
ミスサークル「妄想してないで授業に集中しなさい!」
クレア「ご…ごめんなさい…」
び…ビックリした…
眠たいのバレたかと思った…
授業が終わり…
セレクター「はぁ…」
大きなため息をついた。
ハンス「よーっす!」
セレクター「うわっ!?」
ハンス「うわとはなんだ!俺だよ俺!」
セレクター「あぁ…なんだハンスか…」
ハンス「さっきの授業、お前眠そうだったな」
セレクター「…わかるの?」
ハンス「そりゃあんな眠そうな顔したらわかるに決まってるだろ!」
ハンス「しかも寝そうになったしな」
セレクター「ははっ…恥ずかしい…」
ハンス「てか、エンゲルってどこに行ったんだ?」
セレクター「エンゲル…?あぁ、エンゲルならあっちに居ると思うよ…」
ハンス「そうか、ありがとな」
ハンスはエンゲルの元へ向かった。
エンゲルにあの教科書借りっぱなしなの忘れなくてよかったぜホント…
あ、居たわ
ハンス「おーいエンゲr…!」
エドワード「おいマヌケ!」
エンゲル「なに!?」
エンゲル「はっ…!」
エドワード「食いやがれ!」
その時、エンゲルの顔に水?が掛けられた。
オリバー達の笑い声が聞こえてくる。
ハンス「?!」
クッソ!ひでえことしやがっ…ん?
エンゲルの顔から煙のようなものが出始めた。
エンゲル「あ゛ぁ゛っ゛…゛」
エンゲル「ア゛あ゛ア゛ア゛ア゛あ゛ア゛ぁ゛ァ゛っ゛っ゛!゛!゛!゛」
エンゲルの顔の肌は溶けている…。
ジップ「えっ?!」
エドワード「あっ?!」
周りは叫びに包まれる。
ハンス「は…?な…?」
エンゲルは走り去っていった。
クレア「エンゲル待って!ダメ!」
ハンス「はっ…!」
ヤバい!あっちは…!
エンゲル「ア゛あ゛あ゛ア゛ア゛ア゛ァ゛!゛!゛!゛」
セレクター「…」
いつもの本を読んでいた。
その時、廊下の奥から大きな声が聞こえた。
セレクター「?!」
セレクター「な…なんだ?!」
階段近くへと向かうと、そこには野次馬が大量に居た。
セレクター「あ…あのすいません」
ブリック「…なんだ…?」
セレクター「なにが起きたんですか…?」
ブリック「…あれを見ろ…」
ブリックが指差した方に目を向けた。
セレクター「…え…?」
そこには階段から転げ落ちたエンゲルが居た。
それを見たセレクターは唖然としていた。
セレクター「…な………え…?」
この時まるで耳を塞がれたように、生徒の声がまったく聞こえなかった。
ハンス「どけお前ら!」
セレクター「?!」
その時ハンスの声が響き、階段下の倒れているエンゲルの所へと行った。
ハンス「おい大丈夫か…おい?!」
セレクター「…」
ハンス「あぁ血がひどい…!」
ハンス「おい!お前ら!早く救急車を呼ぶんだ!!!」
ブリック「ハンス!!!」
ハンス「あぁブリック!早く手当てを…!!!」
ブリック「わかった…!」
ハンス「頼む死ぬな…頼む…頼む…頼む…」
ハンスとブリックはエンゲルを連れて行った。
セレクター「…なんで?」
セレクター「…なんでこんな…?」
コメント
20件
………まさかだけどOliver水入れ替えた?
この水?っやつ...フッ化水素酸じゃないよね...? エドワード度がすぎてるな...
ヤベェ唸り声しかでない……エンゲル…