黒と白

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

ﾊｧﾊｧ…

〜マンタマリア〜

目の前に座っていたのは紛れもなく

彼女だった

は「らる…！」

ら「…」

は「…ごめんな、あんな事聞いて、」

ら「いいよ…」

は「それにしても らる かっこよかった」

ら「ありがと、」

は「ねぇ…らる」

ら「どうしたの？」

僕はらるにずっと言いたかったことを話した

は「僕の、”相棒”になってほしい」

ら「あい、ぼう…？」

は「うん 2人でいようねってこと」

ら「2人… うん!相棒ね！」

は「やった！これからよろしくね」

は「僕の相棒！」

ら「うん！よろしくね！」

今日もらるの笑顔が見れた

するとその瞬間 

ﾊﾞﾝｯ！

は「…!?」

ら「…！」

ら「誰…？」

？「あれ？久しぶりだね、」

？「らる♡」

ら「は？誰？私はお前にあった覚えは無い」

？「残念だなぁ〜俺だよ！『れん』だよ」

ら「…!?れ、れん…？」

は「らるの知り合い？」

ら「うん、まぁ」

れ「俺はらるの恋人でぇーす」

ら「へ？」

は「は？」

ら「はる！誤解だから！これは嘘だよ！」

は「そう、だよね…？」

れ「今でもらるのこと 愛してるよ♡」

ら「もうれんと縁は切ったはずよ！」

ら「それに もう好きじゃないし！」

れ「えぇー 悲しいなぁ」

ら「もう うるさい、はる いこ」

は「うん」

れ「あ、待ってよ！」

ら「ごめんね、」

は「いいよ 」

は「それにしても あいつ やばいな」

ら「ね、前とは違うれんだった」

ら「なんでだろね 人って時が経てば 変わるって」

は「ね 不思議だね」

ら「そういえば はるって好きな人とかいるの？」

は「いるよ 気になってる人だけど」

ら「へぇー あれだね はる モテそうだね」

は「そうかな？」

ら「うん 優しいしかっこいいし…」

は「!?」

僕はらるの「かっこいいし」に反応してしまった

は「じゃ、じゃあ らるは？らるもモテそうだよ？｣

ら「え、…全然だよ…？」

は「えぇー 珍しい」

ら「それにしても はるに彼女できたら その彼女さんは幸せ者だねぇ〜」

は「そうか…？」

言えない 好きな人がらる ということを…

ら「うふっ そうだよ！（ﾆｺ」

は「// えぇー」

ら「あれ？はるの顔 真っ赤じゃん！」

ら「大丈夫？（上目遣い」

すると らるの手が僕のおでこに触れた

それに上目遣い やばい 可愛く見えてきた

は「だ、大丈夫だよ！//」

ら「〜？ ほんとに？」

は「と、とりあえず 街いこ！//」

〜ハイカラスクエア〜

ら「はるの家ってどこなの？」

は「学校の寮〜」

ら「寮？」

は「そう らると僕が通ってる学校は全寮制だよ」

ら「へぇー そういえば 理事長に聞いたなー」

は「らるも明日から寮じゃない？」

ら「うん 部屋の鍵とかもらったし」

は「番号なんだった？」

ら「えっと 178 だったよ」

は「まじ？俺 179…」

は「隣だね そういえば隣空いてたな、」

ら「やったぁ！ はるの隣〜！」

は「やったね！じゃあ 帰ろっか」

ら「うん 今日はこっちだから またね！」

は「うん！ おやすみ！」

ら「おやすみ！また明日ね！」

は「ばいばい〜！」