〜注意事項〜
・この作品は、mzyb×ci×mr×🐆太郎の二次創作物です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・軍パロ、幼児化が含まれます。
・短編です。
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「たすけてええええええ!!!!!!」
涙ぐんだ大声が城から飛び出てくる。
迎えの車として来ていたemは慌てて皆へ通信を入れた。
城から飛び出た声はciのモノ。
つまり、護衛のshpもなにかされてしまったという訳であろう。
今は、外交にg国へ来ていた。
外交官ci、そして護衛のshp。
迎えに来たemだけが、今はg国にいる。
通信を入れたおかげで、zm、tnがこちらに向かってきてくれているらしい。
だが、時間はかかるのでemは城へと侵入を試みることにした。
分厚いメガネをぐい、と上げて走り出す。
城の中は至って普通。なにも起きていないようだった。
ciの叫び声がまるでなかったように、普通だ。
ダクトの中を這って、しばらくすると外交官のいる部屋に辿り着くことができた。
そこには、ciとshpの姿は見られない。
emは麻酔銃を取り出し、構える。
ピュポッ!と音を立てて麻酔針が外交官に当たり、それから周りのg国兵へと当たった。
全員倒れたことを確認し、emは静かに部屋へと降りる。
そして気がつく。
ciとshpの服が、落ちていることに。
「ど、どこにいったんや。」
emは不思議そうに、服を持ち上げてみた。
そこには。
「んあ、?ああ、emさん。」
「emさ、どーしよおお、!!」
5歳ほどの身体を持つ、2人がいるのだった。
shpは落ち着いたように、上の服だけを着始める。
だが、大きすぎてだぼだぼなため、すぐに脱げてしまい、舌打ちをする。
ciは大慌てで、両手をぶんぶんと振りながらemの周りを駆け回っていた。
服を着ていないので、すっぽんぽんのまま。
そして、ようやくzmとtnが到着した。
2人はその光景を見て数秒固まってしまった。
「…つ、つまり、変な薬入れられたっちゅうことやな、??ほんで、身体がこうなったと、?」
「うん、ご、ごめんなさい、shpにまで…。」
「んえ、?べつにいいよ。それより、ねむい、zmさんだっこして。」
「え?はっ、抱っこだァ!?!?shpが!?」
「なに。」
shpは両手を上げて、しゃがんでいるzmの足に身体を乗せた。
zmは慌てながらも、shpを抱っこする。
すれば、一瞬にしてshpは眠ってしまった。
「あー…、これもしかして、精神年齢も少し下がっとる感じか。」
emは、ぐっすりと眠っているshpを見て、ハッ!としてciを見る。
ciはしゅん、と俯いていた。
emはciを抱っこしてみようと、手を伸ばすが、tnが先にciを抱えてしまった。
「ほんじゃ、帰るか。em、車よろしく。」
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「ぶははッ!?!?ちっちゃ!!」
「えっちびやん!!ちびやん!!!」
帰れば、ut、shoが2人を見てゲラゲラと笑っていた。
shpは気にせず、zmに抱き上げられたまま寝ている。
ciはぷるぷる震えて、tnの後ろに隠れてしまった。
それを見た皆は、察して笑う口を止めた。
「えっ…あれ、??中身も子供になってるん、?」
utが戸惑いながら問う。
「いや、中身はそのまんまや。でも、精神年齢が少し下がってるんやと思う。」
ciを撫でながらtnは答えた。
「…おーいci?えっとー、ほら。お菓子食べたくないか?」
mrがしゃがんで、お菓子を差し出す。
「…おなかすいてない、」
「…っ!!たべる」
ciはぷい、と顔を逸らしたがshpは目を輝かせてzmから飛び降りた。
まさかのことに、皆は目をまん丸にしてshpを見る。
「ちょーだい。おかし。」
「あ、お、おう!!」
「…ぁむ。」
もぐもぐ、と大きく頬を動かしてお菓子を頬張るshpに、皆は癒されていた。
お菓子のゴミをmrを投げて、shpはその場にぺたん、と座り込む。
「もいっこ。」
「え、も、もう1個、?」
「もいっこ、!」
「は、はい!」
mrはshpにお菓子を数個渡す。
shpはゴミをまたmrに投げて、口に入れ込む。
「…ほんまにこれshpか、?」
shoは不思議そうにshpを眺めていた。
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「えーじゃあ、ci?俺らとゲームしよか。」
sho、zm、mrがshpにお菓子を与えている間、tn、ut、em、rpはciを構っていた。
「…おこらないの、?」
「はぁ?何に怒んねん。」
びく、と跳ねるciの頬をutはみょん、と抓る。
「仕方ないことやろ。気にすんな。今のci、お前らしくないぞー?」
「んぇ…だって、」
「あそーだ!!!俺新しいカードゲーム買ったんですよ!!!!持ってきますわ!!」
rpはわいわいと1人はしゃいで出ていく。
ciはぽかん、として俯いてしまった。
「shp、ぜったいおこってるよ、、」
「ンなわけあるか、さっきのshp見たか??あんな笑顔で…。」
「うっ、ひくッ…うわぁぁぁんっっ!!」
こてん、と背中から床に倒れて大泣きしてしまったciにutは慌てて両手をばたばたと動かす。
「あーutが泣かせた。」
「た、たすけてtn!!な、なんで泣いてん!!!!」
「子供に情けないなぁ。」
「なんやとコラemぅ!!!!!」
utはemに突進し、どかばたと取っ組み合いを始めた。
tnはciを抱き抱えて、ぽんぽんと背中を摩る。
カードゲームを持って来たrpは謎な状況に理解出来ずにいた。
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「ひぐ、ぐじゅ……、ぅ、うくっ、」
「…!ciないてるの、」
談話室に戻ってみると、shpはお菓子を食べきったらしく猫の人形で遊んでいた。
他のみんなはお菓子を買いに出かけたのだと。
tnはソファにciを座らせてやった。
そうすればshpはソファに登り、隣に座った。
「ci、なにされたん。utせえせ、?」
「ひぐっ、ぅ…じゅ、」
「あ、tnさん、てぃっしゅ」
「おー。」
ティッシュでciの鼻をかんでやる。
ciは小さな身体を丸めて、shpの足に埋め込み出した。
shpはくすぐったそうに笑いながら、足に埋まったciに乗っかかった。
「ふ、優しいやん。」
「…tnさんあっちいって。」
「はいはい。」
談話室から出て、扉を静かに閉める。
2人の楽しそうな笑い声が聞こえてくることは、幸せの象徴だ。
「あ、tnー!!」
zm達がビニール袋を両手に駆け寄ってくるのが見える。
「しーっ。」
tnは微笑みながら人差し指を口元に持っていくのだった。
コメント
9件
えなに癒しすぎるってば!!🥹💖 久しぶりの新人組ガチめに嬉しい…😇︎💕マジありがとう!!
いや〜新人組の好きな私にとって凄い好みの小説ありがとうございます!!
かわいい…かわいすぎる!! すごい癒されました!! ありがとうございます 質問なのですが、ボカロ曲に似てた、knさんとshpさんの、天国は遠いな…近いな…って言う話だったの思うのですが、復活する予定ってありますか…? 題名を忘れてしまって、あやふやで申し訳ないです