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TS 百合 学パロ ruri
・ご本人様とは一切関係ありません
⚠モブが出てきます
モブ side
このクラスには天使がいる
誰でも優しく接してくれるし明るい性格でいつもポニーテールをしてる学級委員の伊波ライ
親しやすい性格や顔のよさから彼女に好意を寄せているだろう男は多い
まさに俺もだ
しかし彼女とは正反対のウルフカットのピアスバチバチで不良の小柳ロウがいつも隣にいるから話しかけにくい
いつも隣にいるのは気に食わないが最近席替えをし、彼女と席が近くなったのだ
喋れなくても近くにいられるだけでも天国である
やっと6限の授業が終わり、帰りの準備をしながら聞き耳をしていると
「ロウ、このあとさ新しくできたクレープ屋行こうよ。」
「あたし甘い物苦手だしパス、他の人誘えば。」
「えー、カゲツとイッテツはゲームセンター行くらしいし、ウェンとるべは委員会だし宇佐美は部活の助っ人で無理だしマナも文化祭の準備でいないの」
ここで誘えば彼女とデートできるチャンス到来だと俺は考えた
勇気を出し話しかけるが
「じゃあ、俺と行かない?」
「いいよ、ライ行こう」
その声は小柳によってかき消された
殺意を感じる視線の方向を見れば睨みつけてきた彼女が怖くなって逃げた
ロウ side
「えっ!ロウ、ほんとう!」
「たまには付き合ってやる」
何にしようかなと考えてる彼女はかわいいが誘おうとした男は許さないと近づくなと意味を込めて睨みつけたらどっかいった
最近ライに好意を持ってる男が多い
ライは優しいから誰でも好きにさせてしまう
誰にも渡さない あたしのだから
だから誰にも取られないように教室の中でこっそり恋人繋ぎをした
「あ、ちょっとロウ。みんながいるところで手つながないでよ。バレちゃうじゃん」
「いいだろ、ライはあたしのって分かるでしょ」
「そうだけど」
顔に耳まで真っ赤にしたライはかわいい
「かわいいね」
「ロウもかわいいから
わたしのだから」
言い返してくるところまでもかわいい
「でもあたしはかっこいいって言われるのがいいな」
「ロウはいつもかっこいいし」
「ライも自分持っててかっこいいよな」
なんて言えば照れてしまったのか
「もう、いいから。早く行こ」
と言われてしまった
この顔を見れるのはあたしだけでいい
ライ side
ロウが教室の中でみんながいる中で手繋いできた
かわいいなんて言われればドキドキしすぎて顔も熱くなるし心臓が壊れそうになる
とにかく甘~いクレープを食べて落ち着こう
絶対にやり返してみせるんだからね
今度はロウをたくさんいじってやる