短編集

rbri

・ご本人様とは一切関係ありません

伊波 side

俺は、伊波ライ

西でメカニックヒーローをしている

小さいときから、親に一人でなんでもできるようにしなさいと言われてきていた

勉強に運動、人間関係だってなんでも親に褒められたくて一人で頑張ってきた

褒められたことなんてなかったけど

だから機械化が進んでいない西で人に頼らずにメカニックをやると覚悟決め、やり通すと決めた

はずだったのに最近は一人で任務を任されることが多くなり、それにともなって報告書を出しに、本部へ行く機会も多くなったのだ

そのたびに悪口を聞かなければいけない

前までは絶対見返してやると思っていたのに忙しいだからか寝不足だからか鬱気味になってしまい聞くたびに心がぎゅーとしまるようになってしまった

メカニックなんてヒーローなんてやめてしまいたくなる

認めてくれる仲間や市民が増えてきてここまで来たのに