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シャット「!」
暗っ…ここは?…あぁ、地獄か…まぁ当然。
アラスター…いるかな
シャット「あそこは明るい…あれが天国?」
??「そうだよ。」
シャット「どちら様ですか?」
??「まぁ、それは言えないけどね…
ようこそ私の地獄に…まぁ君みたいな人間は天国も地獄も行けるよ」
シャット「いいえ、地獄に行きたいです」
??「なら私の地獄にようこそ。シャット。」
そして「??」に連れてこられた場所は暗くて血の匂いがまだある。空は赤く大きな時計がある。
それにはエクセターミネーションと書かれていた
そして地獄と呼ばれている場所を歩く。まさか本当に地獄があると思わなかった
そして背後から
10年以上隣で聞いてきた
あのラジオの声が聞こえた
「シャル?」
振り向くと赤いスーツに鹿のような角スラリとした長身姿は違うけど声と顔立ち
アラスターだった
アラスター「シャル…だよね? 」
振り向くと猫のような姿で猫耳があって目が赤かった。でも仕草も声も顔も私が10年以上思いを寄せていたシャットだった
地獄に落ちて早々1番最初に会った知人は自分の想い人だった。
「アル…?」
「やっぱり…シャルだよね」
「なんで…あなたそんな姿?」
「悪魔らしいよ」
「神話的で興奮しそうです」
「やめなさいそういうこと言うの
ところで…本気で呪い自分にしたの?」
「あら、覚えてたんですか?そうなんですよ。オカルト信じないのに本当に死んで
死ぬ直前に吐血して少し面白かったですよ」
「やめなさいそういうこと言うの」(本日二回目)
アラスター「正直ね…まだあなたに生きていて欲しかったよ…」
シャット「無理ですね。あなたがいなければ生きる意味がないですから」
「…そっか…じゃあ…これからもよろしくね?」
「はい、よろしくです」
アラスター「ところであなたは地獄でもラジオしようと思う?」
シャット「あなたがするなら喜んでしますよ」
アラスター「じゃあやろうか。これが本当の地獄のラジオだよ」
シャット「…そうですね」
そしてアラスターはシャットに目をやる
「…ところでシャル」
「はい?」
「…胸大きくなってない?」
「…そうですか?」
「見せて?」
「……え?」
「冗談だよ」
「私には冗談には聞こえませんね」
「バレたか」
地獄でこんな呑気な会話をしていいのか…分からないけど
悪魔たちが私たちを見ている。おそらく新しい顔だから警戒をしているのか?それとも…まぁいいや
「そういえば能力使えるらしいね」
「まぁ、そのうち慣れますよ。何故か私の影さっきから動いてますし」
「本当だ。君とは真反対だね」
「なにが?」
「感情豊か」
「そうですね。私の感情あげてしまいましたね」
そしてこの地獄の日々が死ぬまで続く