午前中は両親2人とも居ないからメイドたちにお願いして出て行かせてもらう。
どうにかしてこの屋敷から逃げたい。
お父様、お母様の言いなりになんてなりたくない。
……4人なら、幸せになれる。
両親が居ないうちに無我夢中で走って、昨日のうちに見つけておいた小さな物置らしきところにしばらくは住もうとしてる。
當間「……バレとらんくない?笑」
福本「……おん、笑」
小瀧「よかった〜笑」
○○「多分お父様もお母様も気づいてたんだと思う」
當間「言っとったもんな、はよ出たいって」
○○「なんなら1回言ったことあるんだよね笑笑」
福本「言っとったっけ?」
小瀧「あ、泣いとった日?」
○○「うわ!覚えてるし!」
當間「あ〜なんかあったな」
福本「ホンマに、追っかけてこないとええな…」
○○「……うん」
ーーー翌日ーーー
○○「…大晴?どこ?」
當間「どこ探してもおらんねん!」
小瀧「…連れ去られたとか?……ありえへん」
○○「大晴……お願い……戻ってきて……」
大晴side
3人が寝ていた間に少し夜風をあびて戻ろうとしとった。
…………近くに○○のお見合い相手らしい奴を見つけた。
……一瞬やった。
奴が崩れ落ちたんは。
……事故や。向こうが無駄に○○の事聞いてきて、手を出そうとしてきた。
奴が○○に会う前でよかったと思った。
○○を思ったら、いてもたってもいられんくて…ヤッテシマッタ。
こんな俺でも、許してくれるんかな?
…………ホントのことを話すために夜にでも戻ろう。
○○side
早く戻ってきてほしい。
今はただそれだけ。
ずっと私のことを大切にしてくれていた、大好きな執事兼幼なじみ。
…ただ、お見合い相手が少し離れたところで倒れていた。
…大晴は無事か、心配で仕方がない。
……本当に、早く戻ってきて。
コメント
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えぇ…ちょ、笑笑 大晴の展開おもしろすぎでしょ!! 大晴強いのか、、さすが鍛えてるだけあるなぁ笑