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「2j3jのイラスト&小説部屋」

第25話 - 第25話　寄宿sr×ng

2025年09月03日

#2j3j

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#イラスト

#njsj

赤ｲﾛ系@低浮上

学生sr×ng

寄宿時代のsrが、(ご都合)バグにより現在のngと出会うお話。

Monや、ボイス追えてないのでネタバレなし。

寄宿のsr:現在のsrより、ngに対して警戒心もあるが過剰な保護(俺が守らなきゃ…)があったりする。現役で、暗殺業しているため、多少現在より強かったり。一応、寄宿ngに「足抜けしよう」という話は聞いている前提で飛ばされた。

今の凪ちゃんは、懐かしい気持ちに暮れている。「あぁ、私たちもこんな小さい時もあったな…」完全にママとしての母性が働いている。

‘ng side’

今日は、セラ夫と2人で衣装撮影の日。カメラマンさんに、撮ってもらい今はカメラマンさんが、足りない部品を取りに行ってるらしいので2人で楽屋で待っている。ふと、喉が渇いたのでスマホを置いて、近くの自販機まで行く。ピッと、缶コーヒーを取ってまた楽屋に戻る。

ng セラ夫、戻りました…よ？

sr …誰？

ng セラ…！？

ふと、気配がないなと思ったらセラ夫らしき人が私の後ろに首にナイフを当てがって、立っているのが分かる。両手をあげて、状況を確認する。匂いは、セラ夫そのもの雰囲気も服装も…、ちらっと手元にあるセラ夫らしき手を見ると手袋をしていた。その手袋を見て、記憶が蘇った。

ng セラ夫、落ち着いて聞いてください。私は四季凪アキラです。あなたは、寄宿のセラフですね？

sr そう…だけど？

ng あなたは、話すと長くなりますが現在の時代のセラ夫と入れ替わったんです。なので、ここは現代で、あなたはタイムスリップしてきました。

sr …そう、じゃあ証拠だして。

と、ドアの前に学生のセラ夫が立って待っている。スマホを置いていったので、ライバースマホを確認すると、

「【バグ発生】一部のライバーの方が、一時的に別の世界線が入れ違うようです。本人は入れ替わった世界線に飛んでいるため、所在不明。バグ解消までお待ちください。」

と、そのスマホの画面を見せると少しは納得してくれたようだ。

sr ふーん…、何がなんだか分からないけど凪ちゃんは、凪ちゃんなんだ？

ng はい…、ややこしい話ですが…きっと、この時代のセラ夫は寄宿時代に飛ばされたという事になります。

sr …うーん、そういうこともあるか…

ng 納得するんですね、そうだ昔のセラ夫がいるなら話伺っても良いですか？

sr …うん？

学生セラ夫の話を聞くと時間軸は、一年生の後期らしく足抜けの話は聞いているようだ。なんだか、初々しいセラ夫が見れてちょっと嬉しい。私の方に目線をあまり合わせないし、ずっと周りを警戒していて、こんな時期もあったなと感慨深い。と、セラ夫が私に背中を向けてドアの方にナイフを構え始めた。

sr …隠れて。

ng ちょ、セラ夫！？

stf お二人大丈夫ですか！？

と、スタッフさんの声が廊下から聞こえてきた。セラ夫は、ドアを睨みつけて警戒心マックスでこのままでは、スタッフさんが大変な事になってしまう。一旦、セラ夫をなだめて私がドアを開ける。スタッフさんが、セラ夫の事を確認したいようだが、めちゃくちゃナイフを持って睨みつけて警戒している。とりあえず、姿が見られたので帰ってもらった。

ng はぁ…、セラ夫あの人はスタッフさんです。

sr …今の凪ちゃん、何してるの？

ng あぁ、言ってませんでしたね。Vtuberですよ、簡単に言えば配信者ですかね。

sr え、でも…事務所開くとか言ってなかったけ…？

ng 大丈夫です、両立してやれているので。

ふと、セラ夫の顔が明るくなる。なんだか、後ろに尻尾がフリフリと喜んでいるように心なしか見える、セラ夫がほっとしたように、ナイフを懐に隠す。なんだか、本当にセラ夫はセラ夫なんだとしみじみと思う。

sr そっか…じゃあ、未来に期待していいんだ…！

ng そうですよ、私たちは元気にやれています。だから、頑張ってくださいね。

sr うん…

と、タイミングよくセラ夫の身体から煙が出てきて入れ替わったのだろう。と、帰ってきたセラ夫は少し服装が汚れていた。けど、本人は気楽に「なんでもないよ〜」なんて、入れ替わった先で何があったのか、あれやこれやと質問攻めすると、セラ夫が呟く。

sr 変わんないね、ずっと。

ng は…い？