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『双子の名探偵は今日も嗤う』〜謎あるところに闇は生まれる〜
番外編 第5話 初の恋バナ?
執事達の初めての恋バナが今始まる。
まずは別邸組
『まずお前らどっちが好きなんだ?麻里衣と百合菜。』
『話を切り出した貴方がまず話すべきですけどね。年長者ですし。』
『そ、そうですよ。まずはハナマルさんからですよ。』
『いいぞ?俺は麻里衣だな。大人っぽい女が俺は好きなんだ。』
『へぇ…。ハナマルさん私に喧嘩を売ってるんですね。私も麻里衣様をお慕いしておりますよ。一人の女性として。』
『ユーハンさんがはっきりと言った…。いつもなら執事としてはしたないって止めるはずなのに。』
『ふふ、どうやら今だけは執事としてじゃなくて1人の男として話してるみたいだね。じゃあこの際俺も話しちゃおうかな。』
『べ、ベレンさんまで……。』
『俺は百合菜様だよ。照れた顔が可愛くてついからかいたくなるんだよね〜。』
『あ、それ分かります。後笑った笑顔が犬みたいで可愛いんですよね。幼さがまだあるって言うか。』
『で、シロはどうなんだ?』
『くだらん、我は言わぬ。』
『俺も気になります!』
『我を巻き込むな…。』
『とか何とか言って照れてるだけじゃねぇ?』
『そうっすね〜。恥ずかしいのかもしれないっす。』
『…戯けが。そんなに聞きたいなら話してやる。』
『そう来なくっちゃな。』
『我が好きなのは麻里衣だ。我はあやつの大人びたところが好きなのだ。』
『すんなり話したな。』
『拍子抜けっすね…。』
『ふん、お前らも話せ。この我が話したのだからな。』
続いては本邸組
『わ、私は麻里衣様……です。皆さんの仰てた通り…大人っぽい所と真面目な所が…す、好きです。』
『ベリアンさんもですか!?』
『ベリアンさんもってことはロノ、お前もなのか?』
『あ、あぁ……。麻里衣様は面倒見が良くて俺と立場が似てたからそれで…。』
『俺は百合菜様だ。やはり笑顔が可愛いところだな。あともふもふが好きでいつもニコニコしているからな。』
『お、俺は…ゆ、百合菜様が…す、好きだ。その、いつも元気いっぱいで笑顔に元気をもらえるというか……。』
『ハウレス顔が真っ赤だぞ。』
『わかりやすいっすね〜。』
『えっと、俺は麻里衣様…かな。よく本を読むから共通の趣味があってそれでよく話すし…。俺の勧める本をいつも楽しそうに読んでくれて……。』
『フェネスは意外とむっつりだからな。』
『意外とって……。』
『ボスキさんはどっちなんすか?』
『俺か?百合菜だ。表情がコロコロ変わって見てて楽しいんだ。』
『意地悪っすね…。俺は麻里衣様っす。俺がドキドキさせようと奮戦してるんすけどいつも気付いたら俺が赤面させられてて……。だからいつか赤面させてみせるっす!って思ってたらいつの間にか好きになってた感じっす…。』
『へぇ、じゃあ私とアモン君はライバルか…私達主様を良くドキドキさせてるからね。手強いなぁ…ふふ。』
『それあんたが言うんすか…。』
『ふふっ。麻里衣様の大人っぽい表情見るとついドキドキしちゃうよね…まぁ顔には出さないけど。』
『僕は百合菜様!一緒に星を見たり鬼ごっこしたりして趣味が合うんだよね〜。それに笑顔が可愛いし♡』
『おや、奇遇ですね。ラムリ。私もですよ。主様の笑顔を見ると心まで浄化されると言いますか…。』
『長くなりそうだから次言っていい?』
『なっ!』
『ルカス、まさかお前と好敵手になるとはな。まぁ、負けるつもりはないが。』
『へぇ、面白そうだね。』
『ここだけ空気が重いな…。』
『ふふ、ライバルが強そうな方ばかりですね……。まぁその方が燃えますが。』
『物騒だよラト…。』
『そういうフルーレはどうなんですか?』
『え!?お、俺は…百合菜様…だよ。やっぱり笑顔が……好きかな…。 』
『綺麗に分かれたな。9人、9人で。
百合菜の担当執事をしてた3人と。
麻里衣の担当執事をしてた3人が逆の主様を好きだったなんてな。』
『ん?それならどうして百合菜様を好きな執事が担当執事じゃないんですか?麻里衣様だって…。』
『テディちゃんそれはな、実際に好きな人の担当執事になったらドキドキして担当にならないからだよ。まぁ俺は違うけど。1部の執事は、な?』
『な、なるほど……。』
『ふふっ。それなら…明日から変えてみるかい?』
『え?』
『お、いいなそれ面白そう。』
と、言うわけで――。
翌朝。
『担当執事の変更?』
『えぇ。今日から百合菜様にはバスティン君、ハウレス君、ボスキ君、ナック君、ラムリ君、ラト君、フルーレ君、テディ君、ベレン君が着くことになりました。』
『なるほど…。分かったわ。』
私は読んでた本を閉じる。
『つまり私にはベリアン、ロノ、フェネス、アモン、ルカス、ミヤジ、ハナマル、ユーハン、シロが着いたってことね。』
『はい。よろしくお願いしますね、主様。』
『えぇ。ルカスはいつもと変わらない気がするけど……。』
間違いである。明らかに担当執事の変更によって執事たちの雰囲気が変わった。
それに気付かないのは主様達2人だけ――。
めでたしめでたし。
次回からは本編です!お楽しみに♡