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さぬ。🎧🫧
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空欄ノ凪様のリクエスト「強気中也堕ち」です!!リクエスト有難うございます😭楽しんで頂けたら何よりです🫰🫰
「気がつくと、真ん中に布団だけが敷かれた和室の柱に、鎖でつながれていた。」なんて思ったかな?おはよう、中也。君、2日も寝ていたのだよ。もう一生起きないかと思ったじゃないか。
此方が声をかけると、中也は私の方を一目見た後、信じられない、と言ったように、その蒼い瞳孔を開いた。
「糞太宰…」
三日前の夜、誘拐する際に私が乱暴に引っ張ったからか、オレンジ色の髪が少し乱れていた。服は無く、リードが私の手の中にある重い首輪が付いているだけで、それに気付いた瞬間、中也は床に置いてあった白い布だけを、慌てて身に纏った後、私を睨んだ。只、私を見て、少なくとも敵の報復ではないと分かった中也は、心なしか安心しているようにも見えた。
「なんだこれ。新手の嫌がらせかァ?」
中也は苛立ったように、俺は忙しいンだよ、いい加減にしろ、と此方を見上げた。
「大丈夫、君にもう仕事は来ないよ」
私がにこやかに言うと、中也は鎖を引っ張りながら、答えた。
「仕事が来ないィ?馬鹿言うな、現に仕事中だったんだよ。」
「ああ、君はあの仕事で死んだことになってるから。暗殺者に頭を撃ち抜かれて、だったかな。急だったから、重力操作も使う暇がなかった、っていう設定だよ♡」
一昨日、私は数年かけて用意した中也の偽死体を戦場に投げ入れ、本物を、睡眠薬を染み込ませたダアツを刺して誘拐した。
「…」
中也は数秒間黙り込んだ後、指で「四」の形を作ってみせた。
「聞きたいことは山ほどあるがな、太宰。取り敢えず四つ教えろ。
一つ。ここは何処だ。
二つ。目的は何だ。
三つ。今俺の仲間はどうなってる。
四つ。俺の服は何処だ。返せ。」
こんなときですら冷静さを欠かないんだ。流石中也、今まで何十回も仲間に裏切られてきただけあるな。本当に、そういうところが好きだなァ…。折角だから、答えてあげよう。
「まず1つ目ね。此処かどこかは教えられないけれど、誰にも見つからない場所だよ。君は勿論出られないし、残念なことに 私ですら出られない場所なんだよねぇ。尤も君と生涯此処で暮らすだけの設備は整ってるから、なんら不便はないよ。良かったね、中也♡」
中也は顔をしかめた後、白い布をより深くかぶった。
「2つ目!!目的は、中也と生涯2人で暮らすこと。沢山セックスもしたいし、可愛い中也をいっぱい見たいから、かな。」
「は?誰が…」
「3つ目、君の部下は今頃君の死を悲しんでるらしいね。君の墓の前で啜り泣いていたよ。随分と慕われているじゃない。妬けちゃうなぁ、笑」
中也が歯を噛んだ音がした。部下の事が大事らしい。いいなぁ、羨ましいなぁ、中也の部下になってみたい。でも矢っ張り中也の下につくのは癪だ。
「4つ目はねぇ…」
ずいっ、と中也に近づいて、包まっていた白い布を引っ張った。
「はっ、何すんだ手前っっっ!!」
「君の服は全部私の部屋にしまってあるよ。なんで全裸かって言われたら、それはこれからエッチするから、かな。」
中也が、ようやく自分の置かれた状況の重大さに気がついたらしく、ゾッとしたように肩を震わせた。
「正気じゃねぇよ…」
そう呟いた中也は、座り込んでいた脚に力を入れて、思いっきり地面を蹴った。扉に飛びついて、力付くで逃げようという戦法らしい。中也らしくない、乱雑でリスクの高い方法だった。ガッッッッと、鍵のついていた扉が半ば無理矢理開けられたが、その先の光景を見て中也は凍りつくことになる。
「襖が…」
中也が開けた扉の先には、この狭い部屋と全く同じ光景が広がっていた。
「じゃーん!!マトリョーシカ〜♡」
私が気楽に言うと、中也は床に座り込んでしまった。
「この為に何年も準備してたんだ。想定される逃げ道は全部潰してあるし、玩具だって何でも揃ってるよ!!」
玩具が沢山詰め込まれた箱の中身を、中也に広げて見せる。どれも中也に合いそうなものを選んだものだった。
「全部中也の為に選び揃えたのだよ。いっぱい楽しもうね。」
扉の前で座り込む中也に抱きつくと、無駄に高い体温が直接肌に伝ってくる。壁に追い詰められる中也があまりにも可愛いから、熱が募った陰部を押し付けた。
そんな私を見て、中也が焦ったように唇を噛んだが、軽く笑ったあと、嘲るような口調で吐き捨てた。
「詰まり手前は、ずっと前から俺に欲情してたってわけだ。」
「何時からだよ、気色わりぃ。」
此方を睨見つけて、不快感を露わにする中也は可愛い。
「いつからだろうねぇ…見た目は一目見たときから好みだったよ♡」
空欄ノ凪様のリクエスト①此処までになります!!大体三部構成にするつもりでいますけど、それより長くなってしまったらごめんなさい(汗)
普段は一話完結を目指しているのですが、思いついたら二、三話と続くかもしれません。今回はリクエストが癖すぎたもので…。
②は明日の夜八時に出します!!本格的なR18になりますので、苦手な方はご注意ください。
読んで頂き有難うございます。
良ければハートお願いします🙏
コメント
3件
わあ…高菜さん、読み終わりました…!🖤 最初の「気がつくと鎖でつながれてた」っていう出だしからもう、世界観に引き込まれました…。 太宰の狂気じみた執着と、中也の冷静だけどじわじわ追い詰められていく感じが、すごくリアルで…。 「マトリョーシカ〜♡」の場面、ゾッとするのに可愛くて、もうたまらなかったです🥀 続きの②も気になる…!でも更新は無理せずで…!