テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
w×m
ーーーーーーーーーーーーーーーー
motoki side
m (ガチャ)
「た、ただいま、、、、」
時刻はちょうど夜中の2時。
僕には「若井」という恋人がいる。 もうすぐ付き合って5年になるかな?
今夜久しぶりに会う高校の頃の同級生と飲みに行っていた。
若井と約束した門限は11時
話に盛り上がって沢山呑んでたらつい寝ちゃって起きてから急いで帰ってきたけどこんな時間、絶対怒られる
m (あれ、?部屋暗、、、、)
嫌な予感がした
(まってもしかして、、、、)
僕は近所の公園まで走った。
1年前にも実はこんなことがあった。
ーーーーーーーーーー
1年前 motoki side
久しぶりに休みがとれた時、ちょっと遠くまで仲の良い楽曲制作スタッフの佐藤さんと出掛けにいった
そこでは沢山仕事の話とかプライベートの話まで色々話した。
そこから何時間か経って、そろそろ帰る時間だな、なんて思いながら机に置いていた水を一口飲んで帰る支度をしようとした
その時
急に猛烈な眠気が襲いかかり僕は意識を失い、床に倒れた
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ギシッ」
気付いた時には僕と若井の家の近くにあるホテルのベッドの上
さっきまで仲良く話してたはずの佐藤さんはシャツを脱いでベッドに乗ろうとしてた。
m「え、、、さ、佐藤さん、、?」
佐藤「あー、起きちゃった?笑」
気付いた。佐藤さんはさっき僕に睡眠薬を飲ませたんだ。
僕は恐怖に包まれて身体が震えた
佐藤さんはそのまま僕の上に置い被さってきた
佐藤「怖がらないで。ねえ、元貴」
「若井なんかやめてさ、俺と付き合ってよ。」
僕はその言葉を聞いてすぐに抵抗し、佐藤さんの手を思いっきり噛んだ
佐藤「痛っっ、、!」
佐藤さんが痛がってるうちにベッドから抜け出した
ちょうど玄関にまとめられてた荷物を持って佐藤さんに
m「ごめんなさいっ、、!」
とだけ言って僕はホテルから家まで走った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
髪や服が乱れていることも、怖くて涙でぐしゃぐしゃになってることも気にせず全力で走って、数分後にマンションの目の前まで着いた。
こんなにも走ったのはいつぶりだろう、ホテルが家と近くてよかった
そんなこと考えている時間もないのに僕はあの時の恐怖を忘れようと他のことで頭をいっぱいにさせた。
よろよろで疲れきった体を精一杯歩かせ玄関まで着いた。
m(若井に怒られるかも、、、いや、若井は優しいからきっと理由を話せば理解してくれて、沢山甘やかしてくれるよね。大丈夫。)
なにより僕は早く大好きな若井に抱きしめられたかった
さっきまでのことなんか忘れられるくらい。
大丈夫、そう自分を落ち着かせながら、鍵を開けた
m「ただいま、、若井、、本当にごめん、、、」
僕の声は真っ暗な部屋に響いて消え、なんの返事も帰ってこなかった
m「若井、?ほんとにごめん、、お願いだからでてきて?説明するから、ね?」
僕はさっきまでの恐怖からきた自分の孤独を埋めることしか考えず、若井の名前を呼び続けながら部屋中を探した
それでも若井はいなかった。
あぁ、僕、自分のことしか考えてなかった
1回でも若井の気持ち考えた、、、?
ーーーーーーーーーーーーーー
(2話へ続く)
ここまで読んでくださりありがとうございます!
初めまして!めっちゃ書くの緊張した、、
初めて書くので文章おかしかったり不自然なところあれば教えて下さるととてもありがたいです😭💕
結構文考えるのとか難しすぎて皆さん本当にすごいんだな、と改めて思いました✨
分かりにくすぎると思いますのでまとめると、門限を破って帰ってきた元貴→1年前にもこんなことがあった→1年前も今も若井がいない→なぜ?→そういえば自分のことしか考えていなかった
みたいな感じです、、、(?)
1話だけだとわかりにくいですが多分、、!これから分かっていくでしょう!って感じです、、、🫣
ぜひ次のお話も読んでくださると幸いです🙇♀️
コメント
2件
続き待ってます✨️