テラーノベル
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【キャプション】
※読まなくても大丈夫です!
なーんで文字数がどんどん増えていくんだろうね。本当すみません( ; ; )チャットじゃないから許して😭😭
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《💫❤️視点》
今まで聞いたことのない濁音のついた悲惨な叫びに頭の中で警告音が最大限に鳴り響いた。
びりびりっと身体を揺らしたその声の言葉が指し示す相手を見据えると、片手に持っていた財布がぎしっと音を立てる。
目の前、入り口の方を見れば後ろの方へと倒れ込む心音が見えて、息を呑みこんだ。
心音の右手が空中に上がるのと比例して身体が地面へと沈んでいく。そんな様子にフィクションのような錯覚を起こす。
スローモーションのように動く世界に全く動けない自分の足に焦燥感だけが募っていく。
((動け、動け))
何度も強く心の中で唱えているのに俺の身体は動かず心音の身体が徐々に沈んでいくのだけが見える。警告音はますます酷くなっていって目の奥が熱くなるのをぐっと口を引き締めて耐えていた。
途端、気づけばぎゅっと心音の右腕を強く掴んだ。
唐突な動きに自分自身の脳が驚いたのか、やけに息切れを起こす。
rz「っ、、はっ!!」
息切れを起こしたまま、たくさん動いたようなさっきの体育大会よりも疲れた感覚に尋常じゃない汗が額から滑り落ちる。
混乱しているのか声は出ず、情報処理もうまくいかない。
((何が、俺は何をして))
焦点を合わすと放たれた心音の右手を無事掴めていたようで、慌ててこちら側へとぐいっと引っ張った。その瞬間だった
ダンっ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
大きな音が体育館に響きわたり、静まり返った。
冷や汗が更にダラダラと溢れて地面にポタリと落ちる。よく見たら心音の髪はもう地面についていて、心音と視線はかち合わない。うんともすんとも言わない、動かない相手に血の気が引いた。
((さっきの音は、。頭?打った?、え、間に合わなかった?嘘。まさか、そんな。))
掴めたと安堵した自分が馬鹿みたいだ。一気に焦る気持ちに現状が理解できないまま息が上がっていく。
rz「っ、はぁっ、っ?!しおん?ねぇ、聞こえてる、こえっ、!ねぇ!」
目を瞑ったままの彼に必死に言葉を紡ぐ。メンバー1綺麗な声は嘘かのように裏返り、途切れ途切れに声を荒げていた。喉を気にしない発声に痛くなるのがわかった。
((間に合わなかった。近くにいたのに。俺が1番))
rz「っ、心音っ、?、目、開けれる?っ、?!しおん”っ”?!!”」
ロゼが息するのに合わせて動く心音の身体は心音の意思がないように動き、まるで人形のようだった。そんな彼に情けなく泣きそうになる。涙ぐんだ俺の声にようやく周りも状況を理解できたのかざわめきこちらへと駆け寄ってくる。
pr「し、おんっ、?心音”!!」
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🥯🧈🌿𓈒𓏸
他の人も声をかけるのに帰ってこない声に開かない目に息がだんだん苦しくなる。力のかかる手が嫌に重く感じたその時だった、ぽんっと肩に手が置かれ視線を移せば手にかかる重さが軽くなった。
lp「ろ、ぜ、だいじょう、ぶっ、!大丈夫やで。頭当たってない。ちゃんと、ロゼがちゃんと掴んだからっ、!だから、大丈夫っ、」
そう言って心音の頭側に回ったらぴすが心音の腕の下に手を回して起きあがらせれば心音の顔がようやく見えた。血は流れていないし顔も引き攣ってはいない。
lp「一旦起き上がらせるなっ、!」
俺が右手を掴んでいるからか、それともガタガタと震えている俺の手に配慮したのかぴすは俺の方に心音を持ち上げた。ぎゅっと抱きしめる形で胸元にきた心音に呼吸が落ち着いていくのがわかる。
頭を触ってもこぶはないようで、安全を確かめるように触り続けた。
((よかった、本当によかった。))
涙が出そうになるのを抑えて更に強く心音を抱き締める。
lp「ほんま、よく動けたわロゼ。俺なんもできんかったから。ありがとう」
優しく微笑むらぴす。その言葉に罪悪感が薄れていく。さっきの音、頭じゃないとしたらどこかはぶつけてるってことぐらい頭の端では理解している。なのに責める様子のない彼に周りの人に胸が温かくなる。
rz「…俺はそんな、メルちゃんが…」
そう言って、チラッと見えたメルトにその後視線の合ったラピスの表情に口をつぐむ。一旦心音だ。
((密着してわかったけど、倒れたのって絶対、、、))
視線を下に心音を見ればやけに汗をかいて張り付いている前髪に目が行った。そんな額を拭ってあげればもぞもぞと動き出した。
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