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皆さん何文字ぐらいが読みやすいですか??1話は1000文字ぐらい、2話、3話は2000文字ぐらいです( ; ; )教えていただけると助かります!ちなみに今回は3000字ぐらいです(๑>◡<๑)
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《💫❤️視点》
もぞもぞ動き出した心音にらぴすと一緒に横にさせようとらぴすも心音の手に触れていた時だった。
ぱちぱちと目が少し動いた。起きるかと思い動きを止めれば、倒れていたとは思えないほど勢いよく動き出した。
2人いたからなんとか抑えられたが焦る彼にまた倒れるのではないかと危惧する。
so「ゅ、っ”、はぁ、っ、は”っ、っ、??、ごめ”っ、は、」
状況が理解できていないのだろう。荒い息にやけに湿っぽい目に少しの憶測は確信に変わった。
急に動いたからだろうか頭に痛みを感じたのか心音は頭を抑えたまま、ずるずると地面へと落ちていく。それを2人で支えてしゃがませればまた動かなくなった。
rz「…大丈夫。謝らなくてもいいから。ゆっくり息しよ。ゆっくりね。」
聞こえてきた声から判断したのか瞑った目のまま謝りながら深呼吸する心音。そんな心音の身体にらぴすが触れ驚いた目をこっちに見やる。お互い目が合いまずい状況を理解した。理解すれば冷静に対応できるもので大丈夫大丈夫と優しくあやせば心音の目が徐々に開いていく。
at「心音!!!!」
rn「よかったぁ」
vu「なになにどうしたの??」
mz「大丈夫か???!」
どっと騒がしくなる周りに視線を向けるといつの間にか体育館にいた全員が心音を囲むように側にいた。かける言葉に心配している様子が伝わってきて、てるとくんやけちゃくんは手に毛布とか持ってて、他の人も飲み物や氷とかそれぞれが対処しようと動いたあとが見える。
正直まだ状況は改善されてないけどそれでもそんな様子の彼らに強張っていた表情が緩くなるのがわかる。
lp「心配してくれてありがとうございます。でも、多分、これ熱があって、なので、、」
言い淀んだらぴすの言い分にみなすぐに状況を理解し静かになる。心音の眉間に寄せられた皺は頭痛からだろう、静まった瞬間に薄くなっていくそれにほっと安堵の息を吐いた。
側に沢山人がいるのも圧になるだろうと各々が離れ、帰る準備を始める。
気負う必要がなくなったからか心音はしゃがみながらまた俺の胸に傾いてきた。先程までのは虚勢だったのだろう、辛そうに息をする姿に胸が苦しくなる。
支えてあげればそれは余計に感じられて、そんな彼の額に優しくらぴすの手が触れられる。
苦々しい顔を浮かべるらぴすに確定した熱に手が額からすっと離れていく。そんな手を名残惜しそうに心音が見つめるのが見えてさっきけちゃくんが置いていった氷を触ってから自分の手を心音のおでこにあてる。安らいだ顔はこちらを見つめていて口が動くのがわかる。
so「ごめんっ、」
絞り出された声に2人して顔が歪む。
lp「…謝って欲しいわけちゃうんやけどなぁ」
まぁそう言っても謝るんやろけどと続くらぴすの言葉にロゼは笑みが溢れる。
rz「本当にね。ぁぁあ、びっくりしたわ!まじでヒーローは大変だよ。手掴んだ上でカッコつけられるんだから。俺はめっちゃ心臓バクバクで情けなかったのに笑」
冗談のつもりだったのに申し訳なさそうな顔を浮かべる心音に言いすぎたかと笑みを溢すと息を吐く。
552
🥯🧈🌿𓈒𓏸
rz「…よかったよ。大惨事にならなくて。本当によかった」
そう言えば心音の口は閉じて、少し泣きそうな顔になる。泣くかな?これと思いながらちょっと失礼と声をかけて抱きしめる。ふらっとしたものの膝の上に抱き抱えたその熱さに重さなんて感じる余裕はなかった。
更に身体が密着して伝わる温度にロゼは目を見開く。
rz「あったかぁぁぁぁ!!心音さんね、本当なんでこれで耐えれてんの?!」
lp 「さすが救急車ゴールド会員」
mk「そんなんいらん方がええわ」
バシッと遮った声にそこを見ればみかさが心音を覗き込むようにしゃがみ込む。
mk「ほんまにあつい。心音、大丈夫ちゃうよね」
心音のほっぺをペタペタと触りながら言うみかさ。断定的な言葉に大丈夫と返そうと思った言葉は遮られてしまったようで、心音は口をつぐんだ。そしてみかさの手はそのままに心音はロゼの胸もとに完全に頭を預けた。
mk「そや、らいとが車もう出せるから病院行けるよやって」
心音の顔から手を離しスマホを取り出して言うみかさに一安心する。浮かない顔のまま心配そうに心音を覗いたままでいるみかさに大丈夫だよと声をかければ少し顔は和らいだようだ。
rz「らいとにすぐ行くって送ってもらってもいい?」
mk 「うん」
みさかの手が動きフリックに移る。ピロンピロンとほんの小さく鳴る音に会話が続いてる様子を見守っていると怪訝な声が響く。
mk「げっ、」
顔を顰めたみかさに気になったのかどうしたん?とらぴすがみかさのスマホを覗く。慌てるみかさだったが遅かったようで先ほどの優しい顔から一点イライラし出したらぴすは自分のスマホを取り出した。必死に何やら打っているようだ。
rz「なに?笑」
様子が分からないためみかさに尋ねる。
mk「いつもの笑らいとがらぴすに喧嘩売ってそれを買ってる感じかな。ほんま何回やったら気が済むん」
アホすぎると呆れてるようだが楽しそうな表情は隠せていないみかさにロゼも微笑む。どうやら心音もいつものやりとりに安心したようだ。ほんの少し笑みを浮かべている。
mk「っ!!心音!もうすぐ元気なるからな!あと少しやからな!」
そんな心音の顔によかったと顔に浮かべてみかさは声をかける。無邪気な励ましに心音も頷きありがとうと呟けばみかさの顔はキラキラと輝いた。そんなやりとりをしているとまたピロンと音が響く。
mk「らいと体育館の目の前おるやって!じゃあまた!」
そう言ってみかさもらぴすも荷物を取りに離れるとロゼも心音を抱えて立ち上がる。一歩踏み出そうとした瞬間、ぎゅーーーっと抱きつく力が強くなる。
rz「心音??」
不思議に思って顔を覗き込めば、ポロポロと涙が零れ落ちるのが見える。音も出さずに泣いている姿にぎょっとしたのは一瞬。すぐ頭を撫でて、慌てた顔を引っ込めた。
rz「心音どうした??しんどい??大丈夫、もうすぐだから」
so 「っ、!」
フルフルと横に頭を振るのが見えてはてと頭を傾げる。どうしたのだろうかメンタルまで弱るよなと考えていると一瞬静まった体育館に心音の声が響いた。
so「…、ひっ、とりには、しないでっ、”」
きゅっと眉を寄せて言う姿に胸が締め付けられる。と同時に素直に呟くその一言にうれしくなった。中々言われることのない甘えるその言葉にロゼは頬を緩める。
バタバタと近づく2つの足跡にロゼはさらに笑みをこぼしてそちらを見る。
mk「大丈夫!!ちゃんと、おれの家でみんなで待っとく!!美味しいお粥つきで!」
lp 「ちゃんと側におるで、大丈夫」
戻ってきたみかさとらぴすがそう言えばパチパチと目を瞬かせて更に涙を流す。
しかし、先ほどとは違い嬉しそうな涙にロゼは安心して歩き出すとちらりと後ろを気にして立ち去った。