テラーノベル
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主🪼 「いつかサムネは描き直す!」
***
👑視点
ー食事後ー
🍵🎼 「みこちゃん,部屋行こ?」
👑🎼 「ご、ごめん、」
👑🎼 「この後いるまくんと話があって…」
🍵🎼 「あ、そっか…行ってらっしゃい」
👑🎼 「うん、行ってくる」
何を話そうか…
第一は、余命宣告のこと…
もう長くないこと
勝手に施設も卒業したこと
過去のこととか…?
もうどうせ長くないし、いるまくんになら全部話してしまおう
でも、すちくんに行く情報と、封じて欲しい情報は分けないと…
***
自分が不幸だと思った瞬間は別にない
両親が他界した時だって、余命宣告された時だって…
自分は世界一幸せな人間だと思い込んでいた
親だって、教育熱心でいい人だった
俺が悪いことをしたら、よく叩いて叱ってくれた。
テストで悪い点を取ったら,せっかく作ったご飯を抜いたりもしてくれた。
両親に,おつかいとして,深夜にコンビニに行ったりもした。
そんないい両親だった
だけど、他界時、自然と涙は出なかったし、何も思わなかった。
余命宣告だって、すちくんに出会えた代償
再び会えたと考えると、これくらい安かった
だけど、堕ちたからこそ、ずっと居られなくなるのが怖くなってきた。
施設の人はちゃんと慰めてくれた
施設の大人はみんな知っていた
だからこそ,施設に居たら、きっと本当に死んでしまうのかと思って…
施設を卒業した
ここでも特に後悔はない
ただ、
“死なないといいな…”
そう毎日思うようになっただけ。
***
👑🎼 (なんだかスッキリしたな…)
自分の部屋に向かう途中、
いるまくんとなつくんは、そのまま後片付けに入ったから,俺はそのまますちくんの方へ向かった。
ふとすると,鈍い音が響いた
ガシャンッ
👑🎼 「…ぇ…」
音が近い…
俺たちの部屋の手前?
それでも、色々と心配だったから,急いで階段を駆け上った
☔️🎼 「やだッ…らんくん離してッ(ポロポロ」
🌸🎼 「ねぇ…やだ…捨てないでよ…」
☔️🎼 「捨ててない…ッらんくんのこと捨ててないよ…ッ」
🌸🎼 「ッ…見離さないで…」
🍵🎼 「…ッ(ポロポロ」
☔️🎼 「すちくん助けてッ(ポロポロ」
🌸🎼 「来ないでッッッ」
🍵🎼 「ッ(ビクッ」
そこには、うつ伏せになった状態のこさめちゃんに、らんくんが乗っていた。
しかもかなり体重をかけていて,こさめちゃんの声は小さかった
🍵🎼 「ッ…らん…くん…ッ」
🌸🎼 「ッ…ごめんね…ごめんね…ッ」
すちくんが名前を呼んでも,謝ってばかり
☔️🎼 「やだッ…こんなのらんくんじゃないッ…」
🌸🎼 「こさめが言ったんだよ…?捨てないでって…」
🌸🎼 「俺だって捨てられたくないよ…」
☔️🎼 「でもッ…」
グリッ(手首圧縮
☔️🎼 「い”ッ…(ポロポロ」
🌸🎼 「やだ…みんな来ないでッッッ」
🍵🎼 「(ポロポロ」
見ているだけ。
見ているだけだった
それでいいとは思ってないけど…
動かないのだ…
体が助ける方向へ動かない
あんなに優しかったらんくんの豹変を見てしまったから…
人って…ここまで暴走できるんだ…
みんな泣いている
俺は、呆然とした顔で立っている
きっとそうだろう
階段を駆け上った先で、1ミリも動かないで、この現状を見ている
階段に耳を向けると、誰かが駆け上がってくる音がした。
📢🎼 「ッ、らんッッ」
そこには,いるまくんが急いで来てくれた
主🪼 「寿司ネタのたまごに醤油かけて食べるタイプの人間です(あまじょっぱくて良き」
コメント
2件
茈くん止めてあげてー!!私は玉子あんまり頼まないタイプです(聞いてない)