アイサレタガリ ※卑猥 有
【No side】
黑「んっ”、//ふっ、/」
部屋で1人。撮影用のスマホスタンドを前に、1人の男子高校生は自慰行為をする。
黑「やぁっ”、/でちゃッ/‘/“」
スマホスタンドにセットされているスマホは、動画を撮影していて、リアルタイムで配信されている。
黑「えへぇっ、❤︎みてくれてありがとぉっ、」
男子は甘い声で、画面の向こうの見ず知らずの人に呼びかけた。
💬「今日もかわいかったよ」
💬「ごちそうさまでした💞」
💬「いつか生で見たいなぁ♡」
気持ち悪いコメントもあれば、謎の感謝を伝えるコメントもあった。その多様なコメントで、この男子___うりは自身の心の隙間を埋めていた。
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黑「はぁ…生きてる意味なさすぎ、笑」
うりは、家では虐待を受け、学校のクラス内ではイジメをされ、散々な日々を送っていた。まともに話せる友達すらも、1人しか居なかった。
そんな生活を送っている中で、うりは愛に飢えたのだ。1人の友達を除き、自身を良く思ってくれる存在など、居ないに等しかった。
だから、手を出してしまったのだ。自分がただ顔を隠して自慰行為をし、その様子を配信するだけで、沢山の人が自分を見てくれて、愛してくれる。
そんなの、うりにとっては好都合でしかなかった。そう、”うりにとっては”。
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うりの唯一の友達と呼べる存在___ゆあん。
ゆあんはうりと家が近く、幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた、所謂幼馴染という関係だった。
けれど、ゆあんの心の中では、うりに対する友情とは違った感情を育んでしまっていた。
“愛情”、”嫉妬”、”独占欲”、”支配欲”、”執着心”。
そう、ゆあんはうりに”恋”をしているのだ。いや、恋だなんて、そんな可愛いもので表せたのなら良かったのだろう。
うりがここまでの酷い生活を過ごしているのは、ゆあんが原因なのだ。
ゆあんは人一倍…いや、人十倍以上の独占欲を持っていた。
ゆあんにとって、うりは命そのものであり、自分だけの物で、自分以外に触れられて欲しくないし、触れてほしくない、自分以外の視界に入れたくない、自分以外を視界に入れないで欲しい。そんな、醜い独占欲にゆあんは溺れていたのだ。
だから、うりが自分に依存するように、と、クラスメイトにうりを虐めるよう脅し、うりの親には大金を。
自分だけがうりを愛し、うりに必要されればいい、と、自己中心的な考えで、ゆあんはうりの人生を狂わせた。
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【赫視点】
最近になってようやくうりは俺とだけ会話するようになったのに、それなのに、なんで、うりは。俺だけじゃ足りなかった、?そこらのくそじじいよりも俺の方がうりを愛してるのに。
赫「くそっ、なんで上手くいかねぇんだよ、」
愛し方がおかしいとか、狂ってるとか、もう、そんな言葉聞き飽きた。散々クラスメイトから言われてるんだよ。そんなこと。
しょうがないじゃん、それほど好きなんだから。うりには絶対に、俺しか要らない。俺以外は要らない。
だからさ、うり。
赫「その配信、さっさと止めてよ___」
黑「っ___?!」
コメント
3件
🐈⬛ / / これが最&高というものですかね😇 ya裙が愛重めなのが大好きです🥹🫶🏻 ノベルで小説書いてる人少ないから 、 めちゃ嬉しい✨️