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尊敬様からflbされちゃいました~‼️⊂( ᴖ ̫ᴖ)⊃
本来はテラーで公開する予定のなかった、作品。あげちゃいます 🤭💭
ピコンッと音を鳴らすスマホへ目を落とすと信じがたいメッセージグループラインに届いていた
そこに書かれていたのは「大好きだよ」と1言
友達に送られたものでは?なんて考えたが送った人がアイツだから無いな。って考えるとやはり恋人か、、、?
なんて考えていると他に気づいた者たちが一斉に反応しだす
それに気づいた送った張本人も急いで取り消したがもう遅い。スクショ済みだ。
桃「へぇ………まろがねぇ〜……」
『まろ』それは先程誤爆LINEを送った張本人
まろは心も体も大人すぎるヤツで、友達にも『 大好き 』など絶対に言わないタイプのヤツだからこそ送りたかった先は恋人なんだろうな。なんてすぐに察しつく
桃「…………いや、珍し……w」
なんて呟きながらスマホに目をやると、ラインのグループに招待されていたからそこに入ってみる
どうやら先程のメールについてお話してるみたいだ
水『ぶっちゃけ信じられる??』
赤『ね、ドッキリの可能性も無きにしもあらずって感じ。』
白『りうちゃんそれしか言わへんやんw』
と子供組話し合っている。
もう1人、アニキもグルラに招待されているぽいけれどさっきも反応していなかったから筋トレか何かで忙しいのだろう
だとしたらこのガキどもの世話をするのは今ここにいる俺だけ。
はぁ。とため息を付いて1つのメッセージを書き込む
打ち込め次第、送信ボタンを押すとすぐに既読がついて返事が返ってくる
水『そうー?いふくんでもヘマはかますでしょ〜。』
といむが送ると同時にりうしょーの2人も『やっぱ、ドッキリか。』
にそった内容を送ってくる
………いむはまろの弱みを握りたいのだろうかよくわからないが、『いやいや!!そんなわけないって!!』って否定してくる。
アイツはやっぱりバカだろ。
やってしまった。
俺としたことが、、、、絶対にほとけになにか言われる。
ただ恋人を匂わせるセリフだったらまだしも、大好きだなんて愛の言葉を誤爆してしまったなんて一生の恥、穴があったら入りたい………
青「はぁ……」
とため息つきながら先程のメッセージを愛しの恋人へ先程と同じ内容を送ると1分もせずに既読がつくと、返信が返ってくる
桃『どしたん?』
青『特になにも。』
桃『そうじゃなくて』
と送られ次第電話の応答を待つメッセージが届く、
それに応答すると愛しい恋人の声が聞こえてくる
桃『やっほ〜♪♪』
青「急にどうしたん?」
桃『それはこっちのセリフw』
桃『急にどうしたん?』
青「んー、まぁまぁ……」
桃『まさかー、まろがヘマかますなんて…』
桃『ほとけっち大笑いだったよ?w』
ただただ普通の会話を交わしていると一通のメールがpcに届く
それを片目で確認し、内容をざっと読むと恋人へ『またね』と言い、電話を切った
青「会社出勤ダリィ〜………」
会社についてお疲れ様っすー。って言うと後ろから元気な声が聞こえてくる
………今一番聞きたくなかった声。
水「おすおす〜!!」
水「ねぇ、いふくんって彼女居るん??♪♪」
なんてニヤニヤした顔して言うもんだから腹たったから居ない。って即答してやると『じゃああのメールはなんだったのッ?!』ってキレ気味に言ってきた。
全く、、、キレたいのはこっちだ。
人のプライベート事情に首突っ込んできて、どうするつもりだ。
青「ただ罰ゲームでお前らに送らないといけなくなっただけ。」
水「えー、なにそれ!!」
そう嘘をつくと「つまんなー!」って言葉を継ぎ頬をプクーと膨らませてそこに居たアニキの元へと近寄っていくと
今度は生意気なイケボなやつが聞こえてくる
なんなんだよ、って思いながら訊かれた質問に答える
赤「まろちー、嘘は良くないよねぇ??♪♪」
青「嘘ちゃうわ。黙れクソガキ。」
って言うといつものりうらみたく怒るのではなく「ふーん。」って答えるだけで特になにか言ってきたりもしてこなかった。
ただ、ボディータッチが増えたような気がしてぶん殴ってやろうかなって思ったけれど流石にまだ22の若いやつだしコイツは特に人気だからな ……
って考えて自分の拳を沈めた
青「( うぅ…ないこたぁん……… )」
何故会社に来た?
わからないが、とにかくここにアイツが居る。
訊きたいことはたくさんだが他のヤツら、特にこの中でも年下の2人にガン責めされて困っていたところだから。
って自分に言い聞かせてたけど本当は訊きたいことがたくさんある
でも話しかけようと近づくと彼は離れていく
なんで避けられてるんだろう。
なんて少し傷つきながらも今目の前にあるタスクを終わらせることだけに集中させた
仕事も中々に早い段階で終わり、他メンが残っている中で俺は1人カバンを持って帰ろうとすると背後から声をかけられる
青「もう帰るん?」
声をかけてくれたのは今日ずっと聞きたかった声で
嬉しくて口角が緩むのがわかる
桃「早めに終わったからねぇ〜………」
桃「まろも帰り?」
青「あとは家でできるタスクやし、普通に配信あるから帰っておきたくて。」
普通の仕事についての話をしていて俺が訊きたいこと、彼と話したい話題とはそれていく
せっかくだし一緒に帰ろうって誘ってみるか?その時に訊き出してみるか?
なんて考えている間にも彼は俺より4歩、5歩前へ進んでいくから足早に彼の後を追う
気づいたら一緒に帰ってしまっていた
彼と俺の家は最後の最後まで一緒の方向だからよく一緒に話しながら帰ったり飲みに行ったりもしてた
流石に今日は彼は配信があるみたいだから誘えないけど話をするには十分な時間だ。
やっぱメールのこと、訊いてみようかな。
桃「……………ごめん、今日のメールについても訊いていい?」
彼は吃驚したのかわからないが目を大きく見開いて顔をこちらに向けてくる
ゆっくりと彼は口を開く
青「ただ間違えただけやで。」
桃「ほとけっちにはお前らに送らないといけなくなったのって言ってたのに?」
青「いい嘘が思いつかんかった。」
桃「ふーん……?笑」
『なんだよ』とでも言うかのように俺の方をじっと見つめてくる
間違えたのか、そうかぁ ……
なんて思うと同時に足がルンルン気分で歩き出す
桃「そ〜だよね、まろは俺のものだもんね♪」
青「……お前を俺のモンにした記憶はあるが」
青「俺がお前のモンになった記憶はない。」
桃「えー?酷いなぁ〜!!」
ツンツン頬を突っつくと「やめーや」って言って手を払われた
……やっぱ好きだな。
多分いつかはアイツらも気づく時が来ると思うけどさぁ………
今この、時間が幸せすぎて、アイツらはただのメンバーなのに俺だけは大好きな『恋人』で居られるの嬉しくて。
俺は上がる気分と口角を抑えながらまた彼と一緒に一歩一歩、歩きだす。
end